カナ 用語 解説
アイ アイドマ

【AIDMA】

AIDMA参照。
  アイランド・ディスプレイ

【island display】

店内の他のディスプレイとは区別あるいは隔離されているディスプレイ。これはPOPディスプレイ(目に付きやすい所に商品を並べたりする事)の一種であり、消費者があらゆる方向から商品を手に取れるよう設置すること。
  アイランド・ポジション

【island position】

メディアにおける広告の配置で、他の競合する広告に取り囲まれないようにする事。印刷広告では、論説や本文などによって完全に囲まれている配置をいう。放送広告では、番組のすぐ前とすぐ後ろに配置する事で、他のコマーシャルからそのコマーシャルを隔離する。このような広告は、注意をそらす他の広告メッセージがないため、効果が大きく人気がある。
アウ アウトドア・アドバタイジング

【outdoor advertising】

野外に位置する掲示板や看板の広告。最も古く、最も長く続いている広告形式の内のひとつである。アウトドア・アドバタイジングは、レストランや、その他の企業の看板のように公に広告を表示したり、あるいは何かを明らかにしたりする様々な表示版として広く定義されている。
  アウトバウンド・テレフォン

【outbound telephone】

一方的に電話をかけるだけで受信はしないテレマーケティング業務のこと。通常、アンケートや、寄付を募ったり、製品とサービスを販売したりするために使用される。
  アウトバウンド・テレマーケティング

【outbound telemarketing】

顧客または見込客に電話発信する積極的なタイプのテレマーケティング。見込客探し(セールスリードの発掘)やセールスのアポイント取りなどの営業フォロー、ダイレクトメールフォロー、来店来場促進、各種キャンペーンや新製品などの案内、アフターサービス、マーケットリサーチなど広範囲な活用が行われている。ただし、顧客リストがきちんと整備されていること、また着信側であるお客様の了解(パーミッション)を得ながら展開することが大前提となる。
  アウトプット

【output】

プリントアウト、ラベル、レポート、あるいはリストレンタルの選別など、コンピュータシステムからの所産。アウトプットは紙面に印刷されたり、ブラウン管スクリーンに表示されたり、様々な記憶媒体(FD、MD、CD、磁気テープ等)に書き込まれたりする。 
アカ アカウント

【account】

(1)インターネットのサービスを利用することができる利用資格。通常、プロバイダが利用する顧客ごとにアカウントを割り当てる。(2)広告代理店の顧客・得意先(個人や企業)。広告代理業では、その得意先である広告主のことをアカウント、またはクライアントと呼ぶ。
  アーカイブ

【archive】

コンピュータ内のデータを定期的に磁気テープ等の記憶媒体に保存し、故障時に備えてバックアップ(予備データの作成する)をすること。
アキ アーキー

【archie】

アーキーは、「アーカイブ(archive:記録保管所、公文書保管所)」という単語から派生した語で、世界中のネット上に保管されているすべてのファイルの名前と住所録などのデータベースを管理するプログラムのこと。アーキーによって、必要なファイルを素早く探すことが可能になる。
アク アクション・プログラム

【action program】

常にマーケティング目的を達成するよう実行すべき戦術をはっきりと説明する企業のマーケティング戦略の詳細。あるいは、ベスト・ポジションを採用し、顧客に商品やサービスを売るための企画や戦略。この計画には3つの主要な目的が含まれなければならない。(a)市場のニーズを満たすこと。(b)競争優位を獲得すること。(c)利益を生み出すこと。競争優位という言葉は『競争優位戦略』を出版したマイケル・ポーターが述べている重要なキーワード。
  アクティブ・バイヤー

【active buyer】

例えば、ある特定の期間内に買物をしたことにより、アクティブである(稼動している)とみなされるリスト上の人達(Active Buyer)。通信販売なら1年から1年半以内の購入者をアクティブ・バイヤーとしている。アクティブ・カスタマー(Active Customer)、アクティブ・メンバー(Active Member)など同義語がある。
アセ アセンブラー

【assemblers】

農・海産物仲介業者。地方の産地、および中央市場など都市部の物流エリアにおける農産物あるいは海産物に携わる業者のこと。
  アセンブリー

【assembly】

一般的なマーケティング機能の1つ。マーケティング効果を向上させるために、製品の組立/集成や商品の称号付けなどを行う。
アソ

アソシエーション・アナリシス

【association analysis】

相関関係分析。データ間の相関関係の強弱を分析する手法。膨大なデータにアクセスして、関連性が高いパターンを抽出する。スーパーマーケットPOSデータを利用した相関分析をバスケット分析といっている。アソシエーションの基本数値について、下記に説明しておく。
・サポート(Support):関連購買の支持率。例えば、砂糖と卵の関連購買で、サポート20%である場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%であることを示す数値。
・コンフィデンス(Confidence):関連購買の信頼度を示す数値。砂糖と卵のコンフィデンスが15%の場合、砂糖の購入者のうち15%が一緒に卵を購入する傾向があることを示す数値。つまり、砂糖を購入した顧客の15%は卵を購入すだろうということを示している。
・リフト(Lift):関連購買の傾向を示す数値。例えば、砂糖と卵の関連購買サポート値が20%、コンフィデンス値が70%、リフト値が30.0であったと仮定する。砂糖と卵を一緒に購入した顧客は全体の20%、砂糖購入者の70%が卵を購入。このときのリフト値30.0は、卵を最初に購入するよりも、砂糖を購入して卵を購入する顧客の確立が30倍であることを示している。
アタ アタッチド・メール

【attached mail】

第1目的の郵便物に必要な郵便料金の範囲で同封される第一クラスの付随的郵便物。さらに第二、第三、第四クラスの付随的郵便物が同封されることもある。これは第一目的の郵便物の内側あるいは外側に添付することが可能だが、目的においては主要メールに対して二次的なものでなければならない。第三クラスの付随的郵便物ではほとんどの製品サンプルを同封する事ができないが、香水とか化粧品とかのサンプルを紙の表面にしみこませて挟み込む方法は許可されている。
アツ アップグレイド

【upgrade】

注文時、あるいは二度目の注文の際に、注文金額を上げるよう、様々な手法を取ること。例えば、定期購読の申し込みがあった際、納品書に一年の購読予約よりも二年の購読予約のほうがより安価であるというような特典を付けることなど。
  アップスケール

【upscale】

高所得者、高学歴者、高度な技術者など、人口統計学上の区分で、高い区分に入る人たち。例えば、高級車や高級アクセサリー等の製品を販売している企業にとっては、アップスケールの人たちは最も見込みの高い人たちといえる。
  アップセリング

【up-selling】

商品やサービスを販売するに当り、顧客が希望する商品よりもワンランク上の商品あるいは販売単価がより高い商品を勧め、顧客の了解のもとに販売すること。テレマーケティングで行う場合、顧客プロフィールデータの把握や電話販売担当者(TSR−Telephone Sales Representative)の幅広い商品知識、高度なクロージングテクニック、的確なスクリプトが必要とされる。
  アップロード

【upload】

手元のコンピュータ内のデータをホスト・コンピュータに送信すること。
アテ アディド・バリュー

【added value】

競合製品との差別化の為、商品以外のサービスや付加価値を提供すること。例えば、販売するソフトウェアにトレーニングキット等の付加価値を提供する販売業者はアディド・バリューを提供しているといえる。
アト アド・オン・サービス

【add-on-service】

ダイレクト・マーケティング協会のサービスで消費者に彼等の名前がメールリストに追加されるよう要望するチャンスを与えるもの。
  アド・オン・セール

【add-on-sale】

販促テクニックのひとつ。直訳すれば、販売に加える。追加販売のこと。例えば、ビデオデッキを購入した人に対して、ヘッドクリーナーやビデオテープを売るというような、最近の購入者に対しての追加商品やサービスの販促を行うこと。顧客購買履歴が保管されたデータベースからデータ・マイニングツールを活用して、ビデオ購入した顧客は、つぎに何を購入しているかを分析してみる。その分析によって、効果的な追加販売アイデアが発見できる。追加販売アイデアを販促メニューとして数多く記載しておくと、売上増進戦術が可能になる。家電店など専門店が大いに実施すべき販促テクニックのひとつ。ローディング(Loading)ともいう。
  アド・クリック

【ad-clicks】

インターネットのウェブサイト上に表示されている、1つのバナー広告がクリックされた回数。
  アド・クリック・レイ

【ad-click rate】

「クリックスルー (click-through)」と称される場合もある。これは、アド・クリックに至った広告聴衆者のパーセンテージ。
  アドバタイザー

【advertiser】

広告の企画、制作、実施、斡旋に資金を支払う組織や人(広告主)のこと。
  アドバタイジング

【advertising】

産業、企業、非営利組織(NPO)や個人により、様々なメディアを通して公的なメッセージを伝達する手法。広告を出すことを一般的にアドバタイジングという。
  アドバタイジング・エージェンシー

【advertising agency】

広告代理店。広告主に替わってアドバタイジングの企画、準備を請け負うプロの組織。コミッション形式でアドバタイジング・メディアから収入を得る。通常、スペースまたは時間あたりのコストの15%を得る。
  アドバタイジング・コピー

【advertising copy】

広告上のテキストのこと。コピー。広告文句。
  アドバタイジング・メディア

【advertising media】

広告が出る「乗り物(媒体)」のこと。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、広告板、DMなど。
  アドバタイズ

【advertise】

ある製品、サービス、アイデア、または組織に対する注意を喚起することを目的とし、情報メディアを通して、一般大衆にそれらを購入させたり、欲求を刺激すること。情報を与え、思考を変化させ、製品やサービス、アイデアに対する概念を促し、興味をおこさせるためのアピール。一般に広告や宣伝と呼称される。
  アドバートリアル

【advertorial】

記事形式にデザインされた活字広告のこと。
  アド・ビリーバー

【ad-believer】

広告信奉者。一般的に広告されている知名度の高い企業の商品は、本当の姿を伝えていると信じている人たち。
  アド・ビュー/アド・インプレッションズ

【ad-views/ad-impressions】

あるバナー広告ダウンロードされ、視聴されたと推測する回数のこと。同じバナー広告が同時に複数のページにあれば、ブラウザ・キャッシング(*キャッシュ参照)によって、広告表示回数(アド・インプレッション)の統計値は実際には少なくなる。
 

アドボケイト

【advocate】

消費者は購入するかどうかわからないサスペクト。カタログやダイレクト・レスポンス・アドバタイジング手法によって、問い合わせの反応を獲得してはじめてプロスペクト(見込み客)。はじめて購入するとファースト・バイヤー。追っかけアプローチを展開して、購入されるとリピーターになる。リピーターが採算購入するようになると単なるリピーターではなくクライアント(常連客)になる。クライアントの数十人はアドボケイト(Advocate)に発展する。アドボケイトとは、擁護者、支持者、主唱者の意味。いわゆる「口コミ客」に発展する。
  アドホック・レポート

【ad-hoc-repot】

特別な問題、特別な状況に関するレポートの事。定形レポートと違って、例外的な問題を把握し分析するために出力する。
  アドレス

【address】

あるコンピュータやオンライン・サイトの独特の識別単位。一般には、インターネット上のウェブサイトURL、Eメールアドレスの「(アットマーク)」がついたものがそうである。文字通り、コンピュータが、情報網のなかで所在地を見つけるための住所のこと。
  アドレス・バリフィケーション

【address verification】

既定の基準に添って、第3者がアドレスの正確性を確認する方法のこと。
  アドレス・ブック

【address book】

ギフトの応募や、ショッピング時におけるアクセスで、顧客ユーザーがアドレスを記録できるツールのこと。
アナ アナリティカル(CRM)分析

【analytical CRM】

ビジネス成果を管理するためにオペレーションから得られたデータを分析する。分析的CRMはデタウェアハウス構造に密接につながっており、ほとんどの場合データ・マートのような分析アプリケーションが用いられる。
アノ アノニムス・エフ・ティ・ピー

【anonymous FTP】

アカウント(利用資格)を持っている人だけではなく、どんなユーザーにでも要望があればファイルのダウンロードを許可するFTPサーバのこと。
アハ アバター

【avatar】

バーチャル・リアリティ環境で、交流できる人物描写。
アヒ アピール

【appeal】

製品の購入によって得られる利点を広告メッセージで伝えること。例えば、健康、安心、美容など、人間の最も基本的な本能や欲求を満足させるように行う。
アフ

アフター・マーケティング

【after marketing】

アフター・マーケティングとは、過去または現在の顧客に、継続した満足を提供する販売後のすべてのマーケティング・プロセスをいう。極めて重要な概念。アフター・マーケティングを実施するためには、背景に、カスタマー・ドリブン(顧客主導)という思想がなければならない。自社製品の購入者(顧客)は、個人別に識別され、価値を認識され、メッセージが伝えられ、満足度を問い合わせされ、必要とあれば常に応答が受けられなければならない。アフター・マーケティングの目標は、すべての顧客とリレーションシップを構築すること。顧客とのよい関係を永続的に構築することが最大の目的になる。
  アフィニティ/ポイント・リワード/フリークエント・バイヤー・プログラム

【affinity/point reward/frequent buyer program】

商品の購入や何らかの行動に対して既定の報酬で購入客や来店客を報いるプログラムのこと。アフィニティとは、生活様式(ライフスタイル)が似ている人々、共感できる人たちのこと。
  アフィニティ・クレジットカード

【affinity credit card】

銀行が、非営利団体、従業員団体、老人団体、各種職業団体、ファンクラブなどの共通の志向を持つ団体、あるいは、アフィニティ(類縁)団体を対象に発行するクレジットカードのこと。そのアフィニティの特徴を描写するイメージ(ロゴマークなど)をカードには大きく表示し、カード会員には、会員規約に併せて特典が与えられる。(*コーブランド・クレジットカード参照)
  アフィリエイト

【affiliate】

自主独立したラジオ局あるいはテレビ局。あるネットワークと契約上の協定関係を持ち、放送時間の一部分を、そのネットワーク会社制作の番組にあてる。このネットワークはコマーシャルタイムの代わりに番組を提供し、全国的広告主により購入されることが可能である。ネットワークは全国の重要拠点に系列を持ち、多様な聴衆をカバーする事ができるため、大きな広告予算を持つ全国的な会社(団体)を引きつける事ができる。
  アフィリエイテッド・チェーン

【affiliated chain】

非競合小売店グループを形成すること。このような団体は経済的に有利な大規模な広告買い入れをすることが可能。小さな店のグループが一緒になってチェーンを形成した場合、全国的な広告主と同様に、広告時間やスペースを有利な条件で手に入れることができる。
  アフィリエイト・プログラム

【affiliate program】

商品やサービスの販売店である広告主のバナー広告を、販売協力者である広告協力者のウェブサイトに無料で掲載し、受注時に販売収入の一部をマージンとして支払うプログラム。通常のバナー広告は月極めまたは、クリック回数によって代金を支払うが、アフィリエイトプログラムは成功報酬型。
  アフィリエイト・リレーションシップ

【affiliate relationships】

サイトが、総収益指数を伸ばすために、パートナーシップを提供すること。サーチや保存機能を目的として第3者にリンクするインターフェースを構築し、カテゴリー・マージン(商品カテゴリーの粗利)を基に生じた収益をパートナーと分け合う。
  アフター・マーケティング

【after marketing】

アフターマーケティングとは、過去または現在の顧客に、継続した満足を提供する販売後のマーケティング・プロセスである。顧客の識別、価値の認識、満足度の調査等、必要とあらば即時に確認できなければならない。アフターマーケティングの目標は、すべての顧客とリレーションシップを構築する事にある。
  アフタヌーン・ドライブ

【afternoon drive】

ラジオ放送で、月曜日から金曜日までの午後3:00から午後7:00までの一区切りの時間のこと。モーニング・ドライブ・タイム(午前6:00から午前10:00)は、聴衆者の割合が最も多くなるので、ラジオ放送の最も重要な時間帯とみなされる。
  アプレット

【applet】

Java」というネットワーク言語で記述されたアプリケーション・プログラム(ソフト)のこと。通常、アプリケーション実行時にダウンロードされ、実行されるようになっている。「Java」の特徴として、OS(オペレーティング・システム)に影響されないという点が評価されている。
アヘ アベレージ・オーダー・サイズ

【average order size】

ダイレクト・マーケティングで平均注文金額を算出するために使用される簡単な計算式。ダイレクト・マーケティングの企画単位に企画番号を設定して、企画番号ごとに1件受注当たりの平均金額を算出する。企画プロモーション別に注文金額を注文数で除算する。
アロ アロウアンス

【allowance】

一般的には、値引き・割引のこと。商売上では、製造業者や卸売業者によって、小売業者に対して提供される値引・割引を指す。
アン アンカー

【anchor】

ハイパーテキストで、他のページとリンクしているハイライト部、下線部、あるいはクリッカブル(クリックするとハイパーリンクする部分)になっている語句やフレーズ、グラフィックのこと。
  アンカー・ストア

【anchor store】

ショッピングセンターなどで中核となる店舗。デパートなどが多い。
  アンチコマーシャリズム

【anticommercialism】

広報活動が激しい西側経済諸国に見られる現象で、消費者の広告に対する不信感と反感が大きくなっている。