カナ 用語 解説
リア リアルタイム・インベントリー

【real time inventory】

商品の在庫状況を買い物客に随時知らせること。
  リアルタイム・クレジットカード・プロセッシング

【real time credit card processing】

オンラインで、バッチ処理と使用許可済みのクレジットカード処理を行うこと。
リエ リエンロールメント・メーリング

【reenrollment mailing】

以前のメンバーに向けて、再度メンバーになることを誘うダイレクトメール・プロモーション。
リク リグレッション分析

【regression analysis】

回帰分析。ある変数の測定値の変動が、他の変数の測定値の変動によってどの程度説明されるかを分析する手法。
リコ リコグニション

【recognition】

カスタマー・ボンディングの重要な要素の1つで、顧客やドナー、後援者などの立場を認知すること。リコグニションには、プレステージ(VIPフリークエント・フライヤー・クラブ)や、専用のコミュニケーション・チャネル(メンバー専用のホットライン)、人事による特別待遇、特別サービス、そして特別オプション(選択売買権)などがある。
  リコメンデーション・エンジン

【recommendation engine】

従来型のデータマイニングや統計分析手法とは全く異なる、きわめて高い予測・分析、学習機能に基づいてWebにアクセスしてきた顧客に、商品やサービスをリコメンド(推薦)するアプリケーション・ソフトウェア。リコメンデーション・エンジンに顧客の購買データを保管し、そのデータを活用して顧客におすすめを表示する。たとえば、ある顧客がある商品を購入するとその商品を購入した顧客グループから次に何を購入したかを瞬時に取りだしそれをリコメンドする。
リス リスト

【List】

ダイレクトマーケティングになくてはならないもののひとつは顧客リスト。顧客に関する情報を集めたもの。趣味や興味(ライフスタイル)のサイコグラフィック・ヒストリー、購買ヒストリー(購入年月日、購入製品やサービス、数量、金額など)、デモグラフィック・プロフィール(性別・年齢・住居・学歴・年収など)、メンバーシップ履歴などを有した個々人の名前と住所のレコードを収集したもの。個々人の個人リスト、学校などの団体に所属している団体リスト、名前の出所によるリストなど、さまざまなタイプのリストが存在する。カタログハウスの顧客を集めた通販リスト、医療専門家を編集してつくられたリスト、雑誌購読者のリスト、高校生リスト、クレジット購入者リストなど特殊リストもある。リストはダイレクト・マーケティング業界の命といわれるほど重要なものである。
  リスト・エクスチェンジ

【list exchange】

リスト所有者同士がお互いが保有リストを無料で交換する取り決め。リストの交換だけだなく、リストユーザの雑誌やカタログの広告スペースなどで代償で行う場合もある。リスト所有者は、リスト上の人々のプライバシー問題を懸念し、リストレンタルを望まず、進んで類似する企業との交換を行う。例えば、ある医療団体は別の医療団体とのリスト交換には同意するが、そのリストを製薬会社にレンタルすることはしない。
  リスト・エンハンスメント

【list enhancement】

エンハンスメントとは価値・美しさ・名声などを増進、向上させることに意味。リストの価値を高めるための作業をリスト・エンハンスメントといっている。例えば、あるリスト所有者のファイルは氏名、住所、電話番号、郵便番号しかなかったとする。このファイルに、例えば、生年月日、年収、住居形態、あるいは趣味やライフスタイルなどを付け加えたい。このようなデータをもっているリスト業者にファイルを持ち込み各属性を書き込んで貰う。情報をすでに持っているファイル上のレコードと、その情報を受け取るフィル上のレコードとを一致させることにより行なわれる。詳しいデータの入っているファイルを利用して自社の顧客情報を強化する方法である。米国では、このようなサービスを提供している企業がある。ただし、持ち込まれるファイルの氏名、住所、電話番号などのないリストに新たな個人リストを書き込むことは、プライバシー保護に違反するために禁じられている。同義語に データ・オーバーレイ(Data Overlay)がある。
  リスト・オーナー

【list owner】

プロモーションや他の目的のために使用されるリストを所有する組織や個人。
  リスト・クリーニング

【list cleaning】

文字通り、リストのクリーニング(清掃)。不適格な名前をリストから削除するプロセス。不適格な名前には、住所や氏名が不正確なもの、リスト削除を希望したリスト、支払不能な購入客、クレジット会社が公表しているブラックリストなどメールリストからは削除する業務をリスト・クリーニングという。米国ダイレクトマーケティング協会(DMA)は、すべてのリストから自分の名前を削除することを要請する人々のファイルを準備している(DMA・メール・プリファレンス・サービス)。DMAに加盟しているデータベース・マーケティング・サービス・ビューローは、自社がもっている顧客データベースからこれらの名前を削除しなくてはならない。日本には、まだこのようなサービスは存在していない。
  リスト・コンパイラー

【list compiler】

専門分野リストをコンピュータによって組合せ編集したリスト。コンパイル・リストの出所は自動車登録記録、電話帳、各種の人名簿などがある。
  リスト・サーバー

【listserver】

購読者リストに自動的にメールを配信するプログラム。ニュースグループに常に情報を送ることが目的。
  リスト・スクリーニング

【list screening】

スクリーニングは、審査、選考、選抜の意味。仕切り用カーテンや網戸の意味のスクリーンとは別。コンピュータに散財している既存の顧客リストをふるいにかけて(スクリーニング)、目的にあった優良見込客のみを抽出することをマーケティングではリスト・スクリーニングといっている。リスト・スクリーニングを実施することによって的確な見込客が選別でき、より無駄のないアプローチをすることが可能となる。リスト・クリーニングとは別の作業。どのような条件でスクリーニングするかが重要。スクリーニングの的確な条件を設定するためには、購入データの分析や多くのテスト、経験が必要になる。
  リスト・セレクション

【list selection】

あるリストからある共有する特徴によって選別する部分集合(リスト・セグメント)を抜き取ることをリスト・セレクションという。例えば、データベースの1000万件の購入履歴をともなった顧客リストがあると仮定する。晴れ着の展示即売会のダイレクトメールなら女性で17歳から19歳の名簿をセレクションする。ロレックスの時計のダイレクトメールなら過去ロレックスの時計を購入した名簿をセレクションする(ロレックスの時計購入者はロレックスを購入する傾向がある)。
  リスト・ソース

【list souse】

編集されたリスト上の名前の出所。リストの源泉はどこかをリスト上の各個人に記録されたもの。例えば、クレジットカード、卒業生名簿、商品保証書、商品愛用者カード、ダイレクト・レスポンス広告返信はがきなど。リストの出所によって問い合わせや購買などの反応率が違ってくる。どの出所の反応率がよいか、あるいはよくないかを分析したりする。リスト出所別購買率が分析できる。また、販売する製品によってもリスト・ソース別購買率が違ってくる。販売商品ごとのリスト・ソース別購買率が分析できれば、つぎのリスト選択に、この分析結果を利用することができる。顧客データベース設計に当たって、リスト・ソース属性を忘れてはならない。リスト・ソースは、プロモーションに反応した人々を追跡するのにたいへん重要である。
  リスト・テスト

【list test】

リストの反応度を試すために、リストのなかの少数標本を選び、標本をテストとしてプロモーションを実施する。リストの有効性をテストする目的で行われる。年代別テストなら、例えば20代100名、30代100名、40代100名、50代100名と各標本数は同数にする。リスト・ソーステストも同じように各リスト・ソース別に同数の標本を抽出し、リスト・ソース別反応率をテストする。つまり、膨大なデータベースでダイレクト・プロモーションを実施する前に、どのターゲットが有効であるかを週数の標本でテストし、そのテスト結果で、本格的にダイレクト・プロモーションをする目的でテストを実施する。
  リスト・バイヤー

【list buyer】

メーリングリストを1回使用するためにその使用料を支払うダイレクト・マーケター。リストは1回の使用のためにレンタルされるだけでリストそのものが購入される訳ではない。その意味でバイヤーという言い方は不適切かもしれない。
  リスト・ブローカー

【list broker】

リスト所有者に代わってリスト・ユーザーにリスト・レンタルを紹介しレンタルする代理店。その報酬としてレンタル料金に対してコミッションを受け取る。リスト・ブローカーは売り手と買い手とを結び合わせる段階で、さまざまなマーケティングとリスト・コンサルティング業務を行う。例えば、リスト・ユーザーに対して調査や推薦を行ったり、郵送後に各リストを評価したりする。リスト・ブローカーは、リスト・ユーザーに対してリストがタイムリーに届けられるように管理する責任ももつており、リスト所有者に対するリスト・レンタル料の支払を保証する。
  リスト・プライス

【list price】

小売業では顧客に提示される値引前の値段。リスト・プライスは一般的に請求書、値札、カタログあるいはディーラーの買注文に印刷されるプライスである。
  リスト・マネジメント・システム

【list management system】

顧客や見込客のリストを管理するデータベース・システムのこと。その主な機能は、ハウスリストや外部の業者から得たリストとの重複をなくしひとつにすることである。また、ダイレクトメールの発送とテレマーケティング・プログラムの発信の両方のために対象者を選ぶことにも使用できるシステムである。
  リスト・マネジャー

【list manager】

リストをリスト購入者に対してマーケティングを行う責任を持つ個人あるいは組織。リスト・マネージャーは、リスト所有者の雇用者あるいは代理店であり、リストの管理をすることになる。
  リスト・メンテナンス

【list maintenance】

リストを最新の状態に保つためにリストに変更を行うプロセス。リストの追加、削除、変更の3種類の基本作業がある。注文を受領したり、ダイレクトメールが「届け先不明」で戻ってきたり、住所変更申請があったり、リスト削除の要求があったり、リスト追加や削除、変更の必要が生じる。この作業を怠っていると、徐々に、リストの正確性が失われ、リストの価値が下がってくる。リスト・メンテナンスされていないリストを販売したり、レンタルしている企業があるが、これらのリストは住所不明で戻ってくる確立が高い。住所不明リストは、レンタル費用対象外にしなくてはならない。
  リスト・ユーザ

【list user】

プロモーションの目的のために、あるリストの1回使用に賃貸料を支払う。あるいは1回の使用を獲得する人。
  リスト・レター

【list letter】

レスポンス率を高めるためにダイレクトメール・プロモーション・パッケージに添付されるレター。パブリッシャー・レターとも呼ばれる。例えば、リスト・レターは、サイン付きのメモで小さな封筒に入れられ「注文をしないと決めたのならどうぞこれをお読み下さい。」と書かれている。
  リスト・レンタル

【list rental】

一回の使用のためにリストを買うこと。リストのほとんどはリスト利用者に対してラベルあるいは磁気テープの形で納入される。リスト・ブローカーはリスト所有者のためにリスト・レンタルの取り決めを行う。リスト・レンタル料は、ネット件数1件当たりのレンタル料金でレンタルされる。ネット件数とは重複のない名前(普通マージ/パージ後望ましくない名前や重複した名前は削除したリスト)をいう。リストの内容次第で1件当たりの料金が決まる。1件5円から200円までさまざまなリストが出まわっている。
  リーズン・ホワイ・アドバタイジング

【Reason-Why advertising】

理由明示広告。コピーライトのアプローチ方法のひとつ。見出しで商品、サービスの「事実」が説明される。本文で「その事実がなぜ本当なのか」説明する。その商品を購入、サービスを利用しなければならない理由を提供する。理由明示広告(リーズン・ホワイ・アドバタイジング)は、放送よりも読む時間をもてる印刷広告で有効。放送は時間制限があり、この種の広告は難しい。理由に焦点を当てた広告メッセージ手法。
リセ リーセンシー/フリークエンシー

【Recency/ Frequency】

リーセンシーは、最後の購買からの経過時間。フリーケンシーは、ある特定期間内の累計購入回数。これらは、顧客グループの価値を測る基準になる。リーセンシーとフリークエンシーの度合いが高いほどより価値のある顧客になる。例えば、昨年20回の購買を行った顧客の方が、3年前に20回購買を行った顧客よりも価値が高い。この2者は両者とも3年前に一回購買を行った顧客よりも価値が高い。図はペットフードのダイレクト・マーケティングの結果である。リーセンシーは、全体を100として0〜3ヶ月の人は2倍反応し、4〜6ヶ月の人は1.6倍反応することを示している。フリークエンシーは5回以上購入している人が3.7倍、4回の人は2.5倍反応することを示している。


  リーセンシー/フリークエンシー/マネタリーバリュー

【Recency/Frequency/Monetary Value】

ひとりの顧客あるいは顧客グループの価値を判断するために連体的に考慮される3つの測定基準。その3つとは、最後の購買がなされてからの時間(Recency)、ある期間に行われた購買の回数(Frequency)、購買の金額(Monetary)をいう。例えば、2カ月の間に1万円の商品を購入する顧客の方が、同じ金額の買物を2年の間に行う顧客よりも価値がある。リーセンシー/フリークエンシー価値を1から10までの値に定めるシステムを利用してリーセンシー/フリークエンシーを測ることが可能である。例えば、5回以上購入している顧客評価は10とする。この顧客の最後の購買のリーセンシーが1週間で、その評価を10とすると、総合評価は20になる。別の顧客が1回しか購入していないとすればフリークエンシー評価は2、この顧客の最後の購入が5カ月前でそのリーセンシー評価が2であれば、総合評価は4になる。評価スケールはマネタリー価値にも使用すれば、リーセンシー/フリークエンシーに加えられ、顧客の全体の相対評価になる。それぞれに一定のポイントを設定し、合計ポイントによって顧客のランク付けを行う方法もある。RFMのウエイトづけは、R=55%、F=35%、M=10%(E.ローマン)。R=50%、F=35%、M=15%(ホジソン)などの説がある。
リタ リダンプション

【redemption】

クーポン、スタンプ、あるいは割引やプレミアムの仕掛けに対する償還。リダンプションレートとは、実際に使用されたクーポンやスタンプのパーセンテージ。
リチ リーチ・アンド・フリークエンシー

【reach and frequency】

ある放送メディア・スケジュールによって獲得されるグロス・レーティング・ポイントを計算するために使用される要素。リーチはその広告がどれだけの世帯にさらされるか、フリークエンシーは各世帯に対して何回さらされるかを意味する。2つの数字をかけ合わせたものが、ある与えられたマーケットにおける潜在視聴者への放出をパーセンテージで表すことになる。リーチ・アンド・フリークエンシーの測定基準は、放送メディア広告キャンペーンの企画の際、決定されねばならないし、メディア企画者は、この2者のバランスを決定しなければならない。特に新製品紹介キャンペーンではその目的が、新製品をより多くの視聴者に認識させることであるから、リーチの方がより重要になる。しかしながら製品の細かい説明を好む広告キャンペーンの場合は、何度も何度も放映されることが必要とされ、フリークエンシー要因の方がより重要となる。リーチはどれだけの世帯に露出されるかの数値。フリークエンシーは世帯毎に何回露出されるかの数値。
リツ リッチ・メディア・アド

【rich media ads】

リッチ・メディア・アドは、どのようにデザインされるかを説明できるような広告とは異なる。「リッチ・メディア」とは、動き、話し声、電子音や発光などがある広告のことで、具体的には、バナー広告ポップアップ・アド、及び商取引の広告などがある。
リテ リテイラーズ・サービス・プログラム

【Retailer's service program】

特に個々の小売業者がさらに競争力をつけることを支援するために企画される広告、プロモーション、あるいは売上向上のためのサービス。小売業者のサービス・プログラムの一部として製造業者や卸売業者は、小売業側の販売コストを下げること目的に、協力的広告、ディスプレイ材料、あるいは広告レイアウトを提供する。
  リテイル・アドバタイジング

【retail advertising】

最終消費者に対して小売業者が出す広告のこと。ナショナル・アドバタイジングと区別して用いられる。
  リテンション・サイクル

【retention cycle】

ある一定期間内に購買や取引がない顧客のレコードを、コンピュータ・ファイル上に残す期間。ほとんどの企業は再びアクティブになる場合を考慮して長期間、ファイル上にレコードを維持している。
  リテンション・マーケティング

【retention marketing】

顧客維持マーケティング。リテンションとは、保持、維持、記憶の意味。成熟市場では、既存顧客維持は安定的な利益確保戦略である。同額の利益をあげるのに、既存顧客からあげる方が新規顧客から上げるよりもマーケティング費用は5分の1で済むよういう論文(ベイン・アンド・カンパニー、ライクヘルドが発表した論文)からこの概念が流賦した。既存顧客の利益貢献度合いが高い理由は、販売費用削減効果(新規顧客に販売するより費用が低い)、一人当たり購買金額の上昇(年々購入金額が上昇)、販売価格安定(やたら値引きする必要がない)、口コミによってもたらされる紹介売上アップがあるからである。1年間の期間による顧客離反率(逆数が既存顧客維持率)は、百貨店で30%(維持率70%)、スーパーマーケットで15%(維持率85%)、家電店で50%(維持率50%)が平均的な数値になっている。データベース・マーケティングに長けてくると、維持率が上昇し、販促費が減少し、利益が上昇する。
リト リード

【lead】

注文や契約に至る前の手がかり、販売見込みのことをダイレクトマーケティングの世界でリードといっている。。例えば商品やサービスに関する問い合わせ、苦情、資料請求など、何らかの興味を示している購入の可能性を秘めた潜在的な顧客からの反応をリードという。
  リード・クオリフィケーション

【lead qualification】

見込み客から購入可能性の高い見込客を選別すること。販売しようとしている商品あるいはサービスに対する顧客の興味、好意度、可能性など総合的に判定することをいう。効率的な販売を実行するために行われる。例えば、問い合わせ・資料請求のあった見込客へテレコールを実施し、購入意志があるかどうかを確認することなど。確認と同時に、躊躇している顧客、あるいは購入しそうにない顧客、購入しそうのない見込み客のネックは何かなど確認していく。確認した内容は、すべてデータベースに登録するように準備しておく。あるいは、確認しながら、直接、データベースに登録していく。このような一連の確認作業をリード・クオリフィケーションという。
  リード・ジェネレーション

【lead generation】

マス広告媒体など各種メディアを利用して、消費者の注意を喚起したり、関心を引き起こすこと。問い合わせや資料請求などでダイレクトにリスポンスを得るように工夫する。まずは、見込み客リストの作成が最初になる。下図はリード・ジェネレーションの典型的な体系である。

リニ リニューアル・プロモーション

【renewal promotion】

既存の購読者に対して、リニューアルを誘うために送付されるプロモーションメール。リニューアル・プロモーションはエフォート(Effort)と呼ばれるシリーズもののプロモーションからなっていて、満期前7ヶ月位から満期後2〜3ヶ月間続く。
リハ リバース・オークション

【reverse auction】

購入者が売買価格を指し値すること。
リヒ リピート・メーリング

【repeat mailing】

例えば、6週間などの短い期間の後に同じリストに同じメール・パッケージの2回目を郵送する。リピートメールは、記憶をよみがえさせる効果がある。シリーズとして、3回シリーズ、4回シリーズのリピートメールを実施する場合もある。例えば、3回シリーズなら、1回目から3回目までストーリーを設定して、3回で完結させるダイレクトメール方法。
リフ リファレンス・グループ

【reference group】

ターゲット・セグメントを設定するのに有効な概念。リファレンスは、引用、参考、などの意味があり、リファレンス・グループは参考にする人々の集まり。リファレンス・グループは、そうであるかどうか別として、自分が属していると信じているグループ、クラス、あるいはカテゴリーをいうことが多い。リファレンス・グループは、他の個人の購買行動に影響を与える。例えば、隣人(リファレンス)が特殊なモデルの車を運転しているために、自分は影響を受けて、通常よりもより高い車を買うケースがある。この場合、購買行動はリファレンス・グループによって影響を受けたと理解する。
  リファンド

【refund】

製品を返品することによって、売り手から返される現金。例えば、店は空のソーダビンを回収することに対してリファンドを行っている。
  リファンド・オファー

【refund offer】

購買証明となる領収書に対して、小売販売価格の一部を払い戻すことを約束する製造業者あるいはセールス・プロモーションの戦略。リベート・オファーとも呼ばれている。
  リプスクリプ

【RIPScrip】

RIPScrip参照。
  リフト値

【Lift】

データマイニングの際の相関分析の指標のひとつで、ある関連購買傾向の比率を表す。たとえば、砂糖について卵の関連購買が以下の場合:
サポート 20%
コンフィデンス 70%
リフト値 30.0
「全体顧客の20%が砂糖と卵を一緒に購入しており、砂糖購入者の70%が砂糖と卵を一緒に購入している」ということになる。この時のリフト値30.0は、「顧客全体の中で卵をいきなり購入するよりも、砂糖を買って卵を買う確率が30倍大きい」という意味を表している。これは関連購買における傾向を示す倍率なので、決して30倍の卵が売れるというわけではない。
*サポートコンフィデンスもご参照ください。
リヘ リベート

【rebate】

一般には、支払に対する払い戻し。広告業界では、メディア媒体によって広告主に与えられる払い戻し。リベートは広告主が最初の契約よりも多く広告を出した場合に与えられる。
  リベート・プログラム

【rebate programs】

顧客が特定の数量や商品を購入した際、その購入に対して、割引分の小切手を郵便で送るプログラム。
リム リムーバブル・ハード・ディスク

【removable hard disk】

データが記録される磁気ディスク部分だけが取り外せる構造になっているハードディスク。フロッピーディスクなどの記憶装置と同じように、ディスクを交換して使うことができる。リムーバブルハードディスクが他の記憶装置と違うのは、読み書きの機構がハードディスクとほとんど同じであること。これにより、他の装置よりも高速にデータの読み書きが行える。
リメ リメインダー

【remainder】

需要がなかったために売れ残った商品。通常、過剰在庫と呼ばれる。在庫は値を下げて売られる。
  リメインダー・アドバタイジング

【remainder advertising】

すでにポピュラーになっている商品を消費者の心に継続的に植え付けておくための広告。記憶維持を目的とした広告である。
リレ リレーショナル・データベース

【Relational Database】

RDB参照。
  リレーションシップエイジ

【relationship age】

会社と顧客相互の利益につながる無料の情報交換を行うパイプラインを会社が創造する時代。
  リレーションシップ・マーケティング

【Relationship Marketing】

顧客関係マーケティング。リレーションシップは、関係、関連、間柄、関係、折り合い、血縁(親族)関係、血のつながりの意味がある。20年前、データベース・マーケティングという言葉が登場し、直後に別人によって唱えられた言葉。売り手側が買い手側と親密になるようにマーケティングを促進すべきであるとする主張。顧客のニーズ(購入商品分析)に焦点を当てるのではなく、顧客との関係強化、忠誠度(ロイヤルティ)の獲得に中心をおくことをコンセプトにしたマーケティング。単に商品を売ることに目的があるのではなく、継続取引、その結果としてのライフタイム・バリューの最大獲得に目的がある。データベース・マーケティングと同義語。
リワ リワード

【reward】

商品やサービスを購入したり、資金集めに寄付をしたり、あるいは、立候補者のために時間を投資したりするたびに得られる何らかの価値。プロモーションでは、プロモーションへの反応に対してのみ、リワードが与えられ、割引、プレミアム・セール、プレゼントなどが一般的。また、リレーションシップ・マーケティングでは、将来の購入に対する値引きや無料商品(自店のものに限らず、自店の顧客を獲得したいマーケティング・パートナーの商品・サービスも含む)を提供することが多い。顧客は、購入時にクーポンやポイント、マイル数などを貯めて、それらのリワードを得る。
リン リンク

【link】

ハイパーテキスト文書の構成要素の1つ。マウスでクリックすることで、他の文書、あるいは表示中の文書内の別のセクションへユーザを導く。