カナ 用語 解説
R R&D

【Research & Development】

(リサーチ・アンド・デベロップメント)

研究開発の事。研究開発は、基礎研究、応用研究、商品化研究の3分野に分かれている。基礎研究は、いつ開発できるか分からないものを純粋科学的に追求するもの。応用研究は、明日の商品を開発していくもので、応用研究で得られた結果が実際に応用できるかどうかを追求する。商品化研究は、当面の商品を開発するもので、応用研究で得られた結果が商品として販売しうるものであるかを研究するものである。
RD RDB

【Relational Database】

(リレーショナル・データベース)

データベース・ソフトウェアはデータ構造型と関係型の2種類がある。前者は、構造設計に基づいてデータを処理、保管するデータベース。後者は構造は造らず、端末の操作時に利用者の要求に応じて、関係するデータを取り出せるようにしたデータベース。RDBの特徴は主に4つ上げられる。@プログラムとデータが独立していること。従来のコンピュータでは、プログラムの中で、データの定義を行うが、これを分離したもの。この利点はプログラムの修正が簡単に出来ること。A従来のファイル型に対してリレーション型のデータ保管型式を採用していること。例えば、注文受注ファイル、購買履歴ファイル、RFMファイルの三つを作成したとする。従来のファイル型だとひとつ一つのファイルごとにしかアクセスできない。従って、3つのファイルに氏名を入れておかなければならない。リレーション型だと氏名ファイルを造っておけば、全部のファイルに氏名がなくてもよいという利点がある。Bデータの取扱がレコード(行)単位ではなく属性(列)単位であることにある。従来型だと、例えばひとつのレコードが氏名、住所、電話番号、性別、年齢で構成されていたとすると、情報の画面表示は全部を表示する。属性単位だと、氏名だけ、住所だけ、氏名・年齢・性別だけとか属性ごとの表示が可能。C簡単な操作言語(高水準言語)が準備されていること。この利点は、少しコンピュータに慣れているだけで、コンピュータの専門家の手助けを借りず、自分で情報を取り出す事が可能。以上4つの特徴があるが、統合すると、修正が簡単、使いやすく、柔軟性を可能にしているソフトウェアがRDBだといえる。
RF RFM

【Recency/Frequency/ Monetary】

顧客評価を行う際に利用されるひとつの評価基準。R(Recency)は最新購入日、F(Frequency)は購買頻度・回数、M(Monetary)は購入金額を意味する。それぞれ一定のポイントを設定し、合計ポイントによって顧客のランク付けを行う。RFM、それぞれの価値基準として、R=55%、F=35%、M=15%などの説がある。
RF RFM Cell Code

【RFMセルコード】

最後の購買日(R)、累計購入回数(F)、累計購入金額(M)にランク基準を設定し、基準によって筆者が考案した顧客を分類する手法。例えば、RFM7ランク評価基準の場合、RFMそれぞれの基準を次のように設定する。R基準なら最後の購入日が2日以内なら7評価、2日過ぎたが4日以内なら6評価、4日過ぎたが7日以内なら5評価、7日過ぎたが14日以内なら4評価、14日過ぎたが30日以内なら3評価、30日過ぎたが60日以内なら2評価、30日以上すぎたら1評価とする(基準設定は業種によって異なる)。Fランク、Mランクもランク化基準を設定する。RFMを各7ランク化すると343のセルができあがる。セル(Cell)とは、全体を構成している中の一つの部屋。111から777までの343セルに顧客が分類される。(詳細はRFM分析ガイド参照)。
RI RIPScrip

【Remote Imaging Protocol Script Language】

(リプスクリプ)

リモート・イメージング・プロトコル・スクリプト・ランゲージの略で、広告掲示システムに使われる画像をあらゆるネットワークに送信するシンプル・フォーマット。送信者、受信者の両者がリプスクリプのソフトウェアを持っていなくてはならない。
RL R.L.POLK

(アール・エル・ポーク)

米国の代表的データベース・サービス・ビューロー。1870年の創立。ミシガン州デトロイトに本社があり、年商296百万ドル(1991年)、従業員数7000人の会社。約9000万世帯の顧客データベースを所有。自動車の所有状況をほとんどデータベース化していることに特徴がある。
RO ROI

【Return on Investment】

(リターン・オン・インベストメント)

企業の収益性を判断する基本的な経営指標。企業資本がどのように効率的に運用されたかを示す百分比である。利益/資本×100で算出される。ダイレクト・マーケティング計画の妥当性を調べるのにROIを計算することが多い。つぎのような等式を使用して算出できる。平均注文金額(アベレージ・オーダー・サイズ−AOS)に粗利益率を乗算し、その数値を1注文獲得当たり費用(CPO)で除算する。
RR RR

【Response Rate】

(レスポンス・レート)

郵送されたり、接触がなされたりした合計プロモーションに対してパーセンテージとして表されるグロス・レスポンスあるいはネット・レスポンス。ダイレクト・マーケティング・プロモーションのレスポンス・レートは滅多に5%を超えることがない。そこでレスポンスの向上を目標にさまざまにプロモーションの要因を変えてプロモーション・テストが実施される。キーコードが各変化を評価するために使用され、キーコード別にレスポンス・レートが表にされる。普通、レスポンスは注文であるが、問い合わせであったり、調査への回答であったり、スィープステークへの参加であったりする。