カナ 用語 解説
パー

【par】

ある顧客の初回購入から最終購入までにわたる価値を現在価値に直したもの。その顧客から予想される総売上を見積り、予想されるコストの合計を差引き、現時点で支払いを一括で受け取るとして、その顧客の価値を計算する。これは新規顧客を評価するための基礎として使用される。
ハイ バイト

【bytes】

二進法(0と1)の単語や単位のことで、1バイトは8ビットで構成される。
  ハイパーテキスト

【Hypertext】

インターネット上で公開されているウェブページの文書ファイルから他の文書ファイルへと、次々に電子リンクが張られるテキスト・ファイルのこと。
  ハイパーメディア

【hypermedia】

ハイパーテキストをベースとしたマルチメディア・インフォメーションのこと。
  ハイパーメディエーション

【hypermediation】

電子商取引の世界で、ひとつの取引に対する仲介業者が複数存在すること。
  ハイパーリンク

【Hyperlink】

同じページの別の場所や、他のページ、あるいは、まったく別のサイトへ移動できるように、ウェブ上の文字や画像をクリックしてリンクできるようにしたもの。これが、オンライン・コミニュケーションの唯一の最も強力で重要な機能である。
  ハイファイ

【Hi-Fi】

広告業界では、新聞印刷機に供給できる、スベスベしたロール状の紙の片面に印刷されたカラー広告をいう。最近まで、高速印刷機の使用と新聞紙の原料が高品質カラーの印刷を不可能にしていたために、このハイファイが新聞のカラー広告に使用されてきた。しかし、今日では新聞紙にカラー印刷を可能にする新しい印刷技術が存在する。
  ハイブリット・マーケティング

【Hi-brid marketing】

営業担当者だけ、販売店だけ、テレマーケティングだけというような単一のチャネルではなく、これらを複数組み合わせた販売方式を実施する会社が多くなってきている。この複数のチャネルを組み合わせて行うマーケティングをハイブリッド・マーケティングという。図のように直売(セールス)、ダイレクト・レスポンス広告(ダイレクト・レスポンス・アドバタイジング)、テレマーケティングダイレクトメール、通常販売店(小売店など)、特約店、ディーラーなどチャネルを縦軸に、マーケティング業務、手がかり、アプローチ、受注、アフターサービスを横軸に記述したシートを用いてどのチャネルでどのマーケティング業務を、どの顧客に行えば全体のマーケティング活動が有効であるかを設計し、販売組織を形成する。複合的・多角的なマーケティング。ハイブリット・マーケティングが研究されるようになったのは、営業担当者の人件費の高騰や製品の価格下落などから、営業担当者が戸別訪問して営業活動することは効率が悪くなり、違った営業組織が必要になってきているという時代背景がある。

  パイプライン

【pipeline】

製造業者が在庫しているがすでに卸売業や小売業に販売されていて、まだ消費者には購入されていない物。この在庫が製造業者の倉庫を離れる時、卸売業あるいは小売業者がその在庫の配送コストを引き受ける。
  バイヤー

【buyer】

製品やサービスの購入者のこと。ダイレクト・マーケティングでのバイヤー(購入者)をつぎのように区別される。
(1)アクティブ・バイヤー(活発な購入者)1年あるいは18ケ月以内に購入している人。(2)マルチ・バイヤー(多頻度購入者)2回以上購入した人。(3)フォーマー・バイヤー(以前の購入者)アクティブ期間を過ぎた人。(4)ホットライン・リスト(最新購入者)新しくリストに加えられた名前。(5)1000円、2500円、5000円、1万円など特定の価格ラインに反応するバイヤー(価格ライン購入者)。(6)ギフト・バイヤー(ギフト購入者)誰かにギフトするために購入した人。(7)プレミアム・バイヤー(おまけ付き購入者)プレミアムの提供につられて購入する人。(8)クレジットカード・バイヤー(クレジットカード購入者)注文をクレジットカードで支払った人。(9)カタログ・バイヤー(カタログで購入した人)。(10)テレビ・バイヤー(テレビ・ショッピングで購入した人)。(11)インターネット・バイヤー(ウェブページで購入した購入者)。(12)スペースアド・バイヤー(雑誌や新聞の広告で購入した人)。
一度購入したメディアで購入する傾向があるので、どのメディアで購入しいてるかを分析することが重要。
  パイロット・スタディ

【pilot study】

同じテーマの大規模でより深層調査の可能性を判断するために行われる消費者調査の研究。パイロット・サーベイとも呼ばれる。パイロット・スタディはセグメンテーション、製品使用、個人的意見、動機、その他のマーケット調査の研究に使用される。例えば、マーケット・リサーチャーは、あるタイプのおむつについての意見を判断するために、500人の母親の標本に対してパイロット・スタディを行う。もしこのスタディにより、母親達は、その新しいブランドに好ましい反応を示しているとの結果が生じたならば、別のスタディで、例えばおむつの使用など他の要因を判断するためにさらに大規模に行われることになる。
  バイイング・インセンティブ

【buying incentive】

販売特典のこと。オファーの一種。小売業者でよく行われる販売方法。ある商品やサービスの購買に提供される他の商品のおまけ、割引、ギフトなどの形のプレミアム。購買を動機づけるために行われる。衣料品小売店でよく使われる。例えば、「1個購入したら1個おまけ」とか、「1個目は正価、2個目は半額」などよく使われるインセンティブである。
ハウ ハウス

【house】

(1)内部に存在する所有物。例えば、リストオーナーによって管理されているリストはハウス・リストと呼ぶ。(2)国政調査局によって定義されている居住単位。
  ハウ・トゥ・ガイド

【How-to guide】

商品やサービスの利用方法等について説明を提供する情報を、リスト化したもの。
  ハウス・トゥー・ハウス・サンプリング

【House-to-House Sampling 】

試用させ、購買に導くため、個々の家に製品サンプルを配布すること。多くの製造業者が口コミを助長するプロモーションの手段として、この方法を利用する。製品の代弁者となり、信頼出来るユーザの支持を確率する手助けをしてくれそうな人々の手元に製品を届けるのが成功のポイント。
  ハウス・トゥー・ハウス・セリング

【House-to-House selling】

見込客の家庭にアポイントをとって、あるいは突然に訪問して行われるダイレクト・セールス。「ドア・トゥ・ドア」とも呼ばれる。この方法はノー・リスクかつ、低コストで広範な流通を可能にする。しかしながら、就労女性が増え、在宅率が減るにつれて効果は減少している。現在では就労女性達の仕事場、例えばオフィスや工場などでセールス活動を行っている。
  バウンス

【bounce】

指定されたアドレスにEメールを届けることができなかったときに戻ってくるメールのこと。
  バウンス・バック

【bounce back】

バウンスとは、野球などでよく言われるバウンド。つまり、跳ね上がる、とか跳び上がるの意味。ダイレクト・マーケティングでは、顧客が製品を購入し易いように製品注文書を添付したプロモーションのことで、製品発送時に他の製品の案内と申込書をいれるのも同じ意味。
ハシ パージ

【purge】

メーリング・リストやファイルから、重複する名前やリスト登録を望まない名前を識別して削除する作業。
  パーシャル・シップメント

【partial shipments】

顧客のオーダーに満たない状態での商品の部分配送。
ハス パスアロング・サーキュレーション

【pass-along circulation】

第三者が購買したものの、コピーを受け取って読んでいる人たち。パスアロング・リーダーは、例えば家族、あるいは図書館のような購読者や購買者からコピーをもらっている人たちである。したがって、ある出版物の合計読者数は、購読者とパスアロング・リーダーとの合計になる。
ハセ パーセンテージ・オブ・セールス・メソッド

【precentage-of-sales method】

過去の売上や、将来の売上予測のパーセント(伸び率)を基礎にして広告予算を設定する手順。この予算配分方法は単純であるという点と広告費用を直接売上に結びつけることができるという点から広告者にはよく利用される方法である。一般的にマネジメントは、業界平均や、過去何年間かの広告費用あるいは前年の広告費用を基礎にしてパーセンテージを決定する。
  パーセント・ルール

【Percent Rule】

広告者、広告代理店、新聞社、雑誌社、ビジネス書出版社、その他の出版社などがメンバーとなって1914年に設立された独立非営利監査組織が規定した配本のルールで、標準販売価格の2%以内の割引で販売された出版物は標準販売価格で販売されたとして報告してよいというもの。このルールにより、出版社は標準販売価格15ドルの本を、例えば最低で14.70ドルで販売することができる。しかし、実際には最小限の割引で心理的効果を得るために15ドルの標準販売価格の場合、出版社は14.95ドル、14.75ドルといった価格で販売する。
ハソ パーソナライゼーション

【personalization】

メールのツール、例えば、レターや返信用ハガキ等に個人の名前を印刷する意味。あるいは顧客の住所ファイルに心理学的なデータを入力することも指す。
  パーソナリティ

【personality】

スポーツ選手、政治家、芸能人等、大衆の目にふれる個人。広告者(あるいは広告代理店)が広告キャンペーンで、製品やサービスのスポークスマンとして彼等のパーソナリティを利用する場合、パーソナリティ・アドバタイジングと呼ぶ。これは、有名人がある製品やサービスを推奨している場合、人々は、その製品やサービスを使用したがるであろうという考え方に基づいている。
  パーソナル・インタビュー

【peasonal interview】

個人インタビュー のこと。個人と対面接触することで情報収集を行うマーケット・リサーチのテクニック。パーソナル・インタビューは、例えば家庭で、街頭で、ショッピングモールで、ビジネスオフィスでと、さまざまな設定のもとで行われる。このタイプの調査にはインタビューをするスタッフが必要であり、比較的費用がかかるが、より明確な表現を突き止める情報収集の手段としては最も効果的な方法である。ただし、必ずしも、製品の利用者でなかったり、利用者であっても数回の利用者であったり、恣意的な意見が入ることがあり得る。インタビュー担当者のスタッフの優劣にも影響を受ける。
  パーソナル・インフルエンス

【personal influence】

個人影響力のこと。他の人達の購買決定に強い影響を与える、あるいは支配する個々人の力。個人の影響力のこと。パーソナル・インフルエンスは外的あるいは内的なものがある。外的パーソナル・インフルエンスは、例えば隣人、母親、父親、子供など、2人あるいはそれ以上の人々の社会的相互作用が関係する。例えば、母親はある商品についてのアドバイスを隣人に求め、そしてその情報を家族のメンバーに流すことがある。内的パーソナル・インフルエンスは、他の人やグループと同じことをせねばならないと思うような精神的プロセスによって判断が影響される場合に起こる。例えば、ティーンエージャーは、あるレコードアルバムを、友人から「進んでいる」と思われたいから購入するであろう。どちらの場合も、ターゲット市場に存在するパーソナル・インフルエンスを明確にし、この影響力にターゲットするマーケティングが行われる。
  パーソナル・セリング

【personal selling】

通常、対面コミュニケーション、個人的書状、個人的電話会話などの形で、ひとりの売り手により、ひとりの見込客に特別に設定されたメッセージを送ること。一般の広告とは異なり、パーソナル・セールのメッセージはより効果的に顧客に到達しする。しかし、この方法は広告よりも費用がかかり、高いコストが許される場合のみ使用される。
ハチ パーチェイス・データ

【purchase data】

ある特定期間内で、消費者が何を買ったかを示すデータ。ある特定の商品の購買記録が出る。
  パーチェイス・トリガード・クーポン

【purchase-triggered coupons】

次回購入を促すため、レジで発行するクーポンや割引、その他のオファーを電子化したもの。
 

パーチェイス・ヒストリー

【purchase history】

購買履歴データ。購入の1回目から現在までの長い間、特定の顧客によって行われる購買のすべてのデータ。購入年月日、購入商品名、購入商品番号、数量、金額、販売担当者など購買ヒストリーがデータベースに書き込まれ、保管される。データは要約されず、明細データのまま、保管される必要がある。要約してしまうと、顧客の生の実態が見えなくなってしまうからである。データベース・マーケティングは、正確な詳細データが絶対条件になる。データがなければ正確な分析、有効な顧客ターゲットの発見は不可能。
  バーチャル・リアリティ

【virtual reality】

コンピュータ・システムとインタラクトするのに、現実の世界を模写したフォーマットの総称。現実、あるいは想像世界の現実を創り出すために、3-Dグラフィックや遠近感覚、動きなどの要素を駆使している。
ハツ ハッカー

【hacker】

コンピュータ・ネットワークのセキュリティ・システムに侵入しようと挑戦するユーザのこと。「ハッカー」は本来コンピュータを技術的に使いこなす達人のことで、一般には不法侵入をイメージする人が多い。そこで、最近は、被害を与えることを目的とした者を「クラッカー」と呼び「ハッカー」と区別されつつある。
  バック・エンド

【back end】

一般に広報支援。ダイレクトマーケティングでは、顧客へのサービス、製品またはサービスのデリバリー、支払と更新に関する反応の分析など、顧客の注文後に行われるフルフィルメントの機能(注文後の製品の準備、請求書発行、配送など)をいう。最初の注文受領後の顧客の反応すべてをバック・エンドという場合もある。あるいは、顧客情報の分析システム全体としてのマーケティング・インテリジェンス・システムをいう。バック・エンド分析により、売り手は支払状況、キャンセル率、更新率、再注文率を検討したり、有効な顧客ターゲットを発掘したりする。
  バック・エンド・システム

【backend system】

商店を運営するにあたるすべての機能と、それに伴う会計システム。
  バックボーン

【backbone】

一般、あるいはプライベートなネットワーク上で、高性能なコンピュータと直接のリンクを持つ高速ネットワーク接続のこと。
  パッケージ

【package】

一般に販売されている、完成された商品のセット。ダイレクト・マーケティングでは、ダイレクトメールのプロモーションを構成する要素のこと。パッケージには一般的に外側の封筒、返信用封筒、注文用紙、そして、レターなどが含まれている。
  パッケージ・グッズ

【package goods】

製造業者によって包装され、小売販路を通して販売される消費者用製品。一般には食品、たばこ、健康・美容関係、その他世帯向け製品がこの製品分類に入る。
  パッケージ・テスト

【package test】

新パッケージに対する反応のダイレクトメール広告テスト。パッケージ・テストでは、テスト品をあるリストの中の標本者に送付し、その同じリストの内の他の標本者にコントロール・パッケージが送付される。双方のパッケージに対する反応を比較し、将来的にどちらのパッケージを使用するかを判断する。
  パッケージ・デザイン

【package design】

一般には、製品のパッケージの完全な型式と構造とを計画して創ること。ダイレクトメールでは、封筒、手紙、小冊子、レスポンスを高めるためのレター、プレミアム用スリップ、そして返信の仕組みなどダイレクトメールのパッケージの完全な集合物を創作展開していくこと。
  パッシブ・モニター

【passive monitor】

POSシステムに直接つながっているパソコン装置で、POSのコントローラと端末との間で行われるコンピュータ処理を監視する。パッシブ・モニターは通常、この処理を表示するだけで、コントローラや端末に対して指示を与えることは出来ない。
  バッチ・ファイル

【batch file】

バッチ・ファイルとは、1つのシングル・テキスト・ファイル範囲内のDOSコマンドのこと。仮に、このテキスト・ファイルにBATの拡張子がついていたら、DOSプロンプトでファイル名を入力することによって、DOSコマンドは1つずつ実行される。
  バッチ・モード

【batch mode】

データをひとまとめにして一括処理する形態のこと。この形態でのコンピュータ処理をバッチ・プロセスという。バッチ処理は、オンライン処理に比べて、利用者が結果を見るまで時間が長くかかる。コンピュータ側から見ると、リアルタイムでデータを更新する機能も必要ないので経済的。
  バーティカル・ディスカウント

【vertical discount】

1日のある時間帯の中で一定の間隔で放送されるテレビやラジオの空き時間を購入する場合に適応される特別割引率。
  バーティカル・パブリケーション

【vertical publication】

編集内容が、ビジネス業界、各種専門分野の発展のために出版されるもの。例えば、銀行業界のための『金融ジャーナル』やチェーンストアのための『商業界』、広告分野のための『宣伝会議』などがある。
ハト ハードウェア

【hardware】

周辺機器を含むパソコンの物質的な構成部品のこと。
  ハード・グッズ

【hard goods】

テレビ、電化製品、ハードウェア、家具のような耐久消費財。反対語はソフト・グッズ
  ハード・コピー

【hard copy】

コンピュータが画面上に表示されたスクリーン上の情報をそのまま紙に印刷した情報をいう。この用語は現在、メモ、伝票、手紙、印刷広告、本、カタログなど紙の書類すべてを表すものとして使われている。
 

ハード・ベネフィット

 

フリークエンシー・マーケティング、ロイヤルティ・マーケティングを促進するために、顧客に提供する特典を2区分して検討する。ひとつは、ハードベネフィット。金額的な報酬の特典。もうひとつは、ソフトベネフィット。エモーション(感情に訴求する特典)で、ギフトをあげたり、経営に参加していただいたり、専任販売員サービスをしたり、おもてなしの特典。ロイヤルティ(忠誠度)の高い顧客は、ハードベネフィットよりもソフトベネフィットのほうを好む傾向がある。よい顧客体験は顧客に高い認知度を与えることになり、ますます、忠誠度が高くなり、金銭的な報酬よりもおもてなしを期待するようになる。
ハナ バナーアド

【banner ad】

ウェブ上のバナー広告は、一般には、広告を出しているサイトへのホット・リンクか、ただ広告メッセージを送る目的のものかである。
ハネ パネル

【panel】

マーケティング上、二つの意味がある。ひとつは、テスト目的のためにあるリストから抜き取られた標本あるいは人々のグループ。テストパネルとしても知られている。テストパネルは、ダイレクトメール・パッケージ、オファー、改良・新製品など製品を評価するために使われる。あるいは既存の標準的なパッケージ、オファー、製品に関連するマーケティング・プランの他の面についての評価についても利用される。
もう一つの意味は、例えば、テレビのトークショーパネルのように討論したり、意見を提供したりするために集められた人々のグループ。マーケット調査のパネルディスカッションは、例えば味のテストや新しいコマーシャルについての意見を述べたりする消費者パネルのように、製品やプロモーションに関するものが多い。
設定されたターゲット・セグメントが正しかったかなど調査する方法でもある。
ハハ パーパス

【purpose】

9Pのひとつで、マーケティング用語としては、どのような製品・商品や戦略で何を目指すのか、その方向性や企業としての意志を指す。業界でナンバーワンになるとか、そのナンバーワンとは売上高なのか、利益なのか、生産性なのか、品質なのか、目指したい方向や意志を検討し、明確にすること。
ハフ パフォーマンス

【performance】

9Pのひとつで、マーケティング用語としては、販売する製品・商品の性能・価値を意味する。他社製品と比較して自社製品・商品はどのような性能・価値をもっているか、その優位性で競合製品に勝てるか、顧客(市場)にどのように強調し、伝えるべきかを検討すること。
ハフ パブリック・キー・クリプトグラフィー

【public-key cryptography】

送信者と受信者のみが読めるようにデータを暗号化すること。ユーザは2つの暗号キー(公開用とプライベート用)を設定し、公開用キーで暗号化されたメッセージはプライベート用キーでしか解読できないようにしたり、その逆にしたりする。
ハミ パーミッション・マーケティング

【Permission Marketing】

元Yahoo!副社長セス・ゴーディンが唱え出したマーケティング概念パーミッション(permission)の意味は「承諾」「了承」の意味。「よろしければメールを送りますが」など顧客と連絡を取る場合、承諾が必要であるとする概念。企業側から一方的にメッセージをデリバリーするのではなく承諾を得てメッセージする姿勢。ネット・マーケティング時代に競争優位性を得るためには必須の概念である。
ハラ パラメーター

【parameter】

変数値のこと。コンピュータ・プログラムでは、パラメーターはプログラムを走らせるごとに変動される。リストレンタル・セレクションのパラメーターは、各リストから適切な選択をするための基準項目のことである。例えば、パラメーターは男性名で年収5万ドル以上で最近購入した人の名前を選ぶというようにセットされる。
ハリ バリアブル

【variables】

独立変数と従属変数の変化のこと。価値変化の度合い。直接的に手を加えることによって価値が変化する場合(独立変数)と別の変数の変化(従属変数)によって変化する場合とがある。マーケット・リサーチでは最も重要な変数が明らかにされなければならない。例えば、ある航空会社が、空の旅を利用する人々の行動に基づいて自社の競争優位を測ろうとしたとしよう。旅行者の行動(従属変数)に影響を与えることになる最も重要な独立変数に、予約サービス、荷物預り、チェックイン手続き、席の座りごこち、マイレージ・サービス、機内食、その他が含まれる。これらは消費者の意見によって変化する値である。ダイレクトメール・パッケージや広告では、プロモーションの特徴と消費者のレスポンスの両方が変数になる。あるプロモーションをテストするために、提供物とか広告コピーなど、ひとつかそれ以上の変数を変化させて、その結果起こるレスポンスの変化を測定する。この場合、提供物とか広告コピーが独立変数でレスポンスが従属変数となる。
  バリアブル・プライシング

【variable pricing】

違う顧客に、違うタイミングに、違う価格を提供するマーケティング戦略。この価格戦略は街頭の行商人や骨董品のディーラーなどでよく行われる。あらかじめ印刷されたプロモーション型式を頼りとするダイレクト・マーケターにとっては実際的ではない。このバリアブル・プライシングは、他の顧客が自分よりも安い価格で購入したことを知ると、その顧客が、これまで持っていた好意を捨ててしまうというリスクがある。
ハル バルク・メール

【bulk mail】

利用者区分郵便物のこと。第一種および第二種郵便物のうち、郵便区番号ごとに区分して差し出すと、割引率が得られる郵便の方法。差し出し数が2000通以上、料金別納・後納など利用条件、最小4%、最大21%(5万通以上、バーコード印字)の割引料金が適用される。ダイレクトメールの広告キャンペーンで何千という見込客にアプローチしたいような場合、バルク・メールは相当な節約になる。
  バルス

【VALS】

VALS参照。
ハロ ハロー・イフェクト

【Hallo Effect】

広告やブランドの評価において、消費者の態度や消費者と市場構造の関係を分析しようとする時、調査員によって認識される消費者側の主観的な反応。例えば、理論的には、一個人は、ある与えられたブランドの特徴をひとつひとつ独立して評価することができるはずであり、ひとつの特徴については高い評価をし、別の特徴については低い評価をするということに困難はないはずである。しかしながら、実際には、回答者がそのブランドが好きであれば、そのブランドの特徴すべてに高い評価をし、嫌いであればすべてに低い評価をする傾向があるということが調査員によって認められている。これがいわゆるハロー・イフェクトである。このために、ブランド評価が非常に難しくなる。しかしながら、ブランド名が市場において優れた評価を獲得している場合、特にその企業が製品ラインに新製品を導入する際は、ハロー・イフェクトはそのブランドにとって優位に働く。
ハン バン

【VAN】

VAN参照。
  パントリー・オーディット

【pantry audit】

食料貯蔵室調査のこと。ある一定時に、世帯が各所に所有している物を調査する消費者リサーチ。パッケージ・グッズの製造業者は新製品の開発とパッケージの戦略立案のためにデータを収集する際、この調査テクニックを利用する。これを行う場合、まず広告者のターゲット市場から任意に標本を抽出する。それからどの商品が消費者の台所に備えられているかを明らかにするため、アンケート調査票を送付したり、電話による質問を行う。例えば、より多くの標本者の食料貯蔵室に1年前のスパイスが、まだ半分残されていることが判明すれば、スパイスにはもっと小さな容器がよいという判断結果が、この調査から判明する。
  バンドワイズ

【bandwidth】

音声、データ、動画、マルチメディア信号などを運ぶ送信媒体(例えば、光ファイバー・ケーブル)の能力・容量。現在は「bps」で表されることが多い。