カナ 用語 解説
テイ デイアフター・リコール

【day after recall】

広告あるいはコマーシャルの放映、放出の翌日における視聴者の想起度を測定する調査テクニック。結果は普通、電話質問によって収集される。例えば、回答者は製品名やブランド名を与えられ、何を覚えているかを質問される。
  テイクワン

【take-one】

バス、タクシー、地下鉄、通勤電車、フェリーなど、運送機関の窓やドアに設置されている広告ディスプレイの中で、さらに詳しい情報と返信用フォームが入っている封筒が用意されており、利用者が自由に取れるように設置されるもの。
 

ディシジョン・ツリー

【decision tree】

決定木。クラスター分析を実施するための要素技術のひとつで、特定の結果をもたらす要因を拾い出すのに用いる。ある事象が起きるまでに、どのような分岐点があるかを、システムが自動的に探し出す。
  ディスクリミナント分析

【discriminant analysis】

ディスクリミナントは判別式のこと。統計学上の判別分析。ある出来事の起こりうる確率を予想するために使われる統計分析。例えば、プロモーション・リストの個々人のデモグラフィックの特徴をベースにして類似度合を測定することにより、プロモーションに対するポジティブ・レスポンス(肯定的反応)の確率を予測することができる。
  ディストリビューション・チャネル

【distribution channel】

商品の売買を決定する手段のこと。典型的なディストリビューション・チャネルには、小売り、カタログ販売、インターネット・ショッピング、テレビ・ショッピングなどがある。
  ディストリビューテッド・マーケティング

【distributed marketing】

POSターミナルとデータ収集代理店、両方の機能を果たす複合ウェブサイトにおかれたバナー広告から個人へリーチする。
  ディスプレイ・アドバタイジング

【display advertising】

色、画像、様々なスタイルなどがついたオンライン広告。
  ディテール・パーソン

【detail person】

(1)製造業者の代理人として働くセールスマンのこと。その製造業者の顧客を訪問し、サービスを提供する。彼等の主な責任はその製造業者の顧客が製品に満足していることを確かめることにある。彼等は、マーチャンダイジングのアイデアを提案したり、配達のための注文を取ったり、在庫をチェックしたり、その他、製造業者製品のセールスを助けるために必要な仕事を行う。(2)既存、潜在顧客に製品情報と個人的セールスのための助言を提供することによって、ビジネスを増やすことを主な仕事とするセールスマン。彼等の業務は、地方の顧客に、その企業の製品を購買するように説得することにある。例えば、酒類販売会社に雇われるディテール・パーソンはバーのオーナーやマネージャーを訪問し、薬品製造業者に雇われるディテール・パーソンは医者を訪ねたりする。
  ディー・ビー・エム

【DBM】

データベース・マーケティングの略称。
  ディーラー・アドバタイジング

【dealer advertising】

商品の販売元にあたる仲介業者を対象に、製造業者が出す広告のこと。
テス テスティモニアル

【testimonials】

ウェブサイト、サービスや商品に関する様々な、好意的コメント。コミュニティ中心のサイトでよく見られる。
  テスト・オペレーション

【test operation】

テレマーケティングを実施する前に、短期間あるいはリストの一部を抽出して試験的にオペレーションを行うこと。システム全体の整合性や使用リストの信頼性、スクリプトの検証、またTSRの訓練などを目的とし、本実施に当っての問題点を抽出する目的で実施する。
  テスト・マーケット

【test market】

新製品販売テスト、新広告キャンペーンテスト、あるいはその両方を紹介するために選ばれた地域。テスト・マーケットを使用することにより、広告者や製造業者は小規模範囲で製品の業績を判断し、製品の全国参入の前にその製品のマーケティング・プランを評価することができる。テスト・マーケットの地域は、一般に、郊外地域と、販売とメディアの中心となる都市を少なくともひとつは含む。製品やサービスのテスト・マーケットは、テストプロセスの最終段階。この結果で、広告戦略やマーケティング戦略のすべての要素を評価する。ダイレクトマーケティングでは、テスト顧客グループを設定して、テストする。
テタ データ・オーバーレイ

【data overlay】

あるリスト所有者のファイルから、ある情報が欠如している別ファイルに情報を移すこと。既に情報を持っているファイル上のレコードと、その情報を受け取るファイル上のレコードとを一致させること。例えば、デモグラフィック・データ・ファイル。あるいはライフスタイル・データ・ファイルをオーバーレイすることにより顧客ファイルにデモグラフィックまたはライフスタイルを付加することが出来る。データの一致は郵便番号や配達ルートのコードによる地域レベル、あるいは名前と住所による世帯レベルで行われる。詳しいデータの入っているファイルを利用して自社の顧客情報を強化する方法である。
  データ・プロセシング

【data processing】

コンピュータによるデータ処理。必要とする回答と結果を得るために行うデータ処理操作。記憶、分類、要約、計算、蓄積、などのデータ処理が含まれる。
  データベース

【database】

コンピュータ用語。必要な時にアクセスできるように共通のプール(あるいはダム)としての大容量記憶装置に保存されているデータの集合。アプリケーションはデータベースをつくる時につくられるのではなく、どんなアプリケーションにも適合できるようにデータ・プールが使えるような設計思想。データとプログラムを分離して、アプリケーション(適用業務)を実行する。事前に、業務別にデータとプログラムを設計してしまう伝統的なファイルシステムとは異なる。データベースはレコードとフィールドに分かれている。例えば、顧客データベースでは、レコードはある一人の顧客のすべての情報であり、フィールドはその顧客の名前とか住所などのひとつを指す言葉である。フィールドを属性ということが多い。データベースのベースは、武器・弾薬のベースキャンプからきている言葉。同義語に、データウエアハウスがある。データウエアハウスという用語はデータの倉庫(ウエアハウス)という意味が由来。顧客データを取り扱う目的は、マーケティングであり、マーケティングそのものは、財務管理や給与計算のように一定のルールがあるわけではなく、時流にあわせて、データが分析されるので、データベースが必須条件になる。マーケティング情報システムをマーケティング・データベースと表現されている。データベース・マーケティングと区分して表現する用語。
  データベース・マーケティング

【database marketing】

顧客マーケティング。顧客の購買履歴をデータベースに書込、その購買履歴を分析しながら、販売する製品やサービスに反応しそうな顧客を抽出し、効率的なマーケティングの実現を目標として搭乗したマーケティング手法。従来のマス・マーケティングに対立する考え方でもある。具体的には、データベースに蓄積された顧客の属性や購買ヒストリーを活用して、顧客のニーズおよび興味を探り、そのニーズや興味に合わせてダイレクトに顧客へアプローチするマーケティング。多角的な計画、分析、測定が可能。最近ではダイレクトマーケティングと区別して顧客との関係強化(「リレーションシップ・マーケティング」参照)のためのマーケティングといわれる。目的はただ一つ、ライフタイム・バリューの最大化にある。データベースに蓄えられたデータをベースにマーケティングを行うものであり、その仕組みを準備できなければデータベース・マーケティングは実施できない。どのようなシステムを構築し、どのようなデータを蓄え、どのようにデータを分析するかの経験と知識がなければ、成功は難しい
  データマイニング

【data mining】

日々の企業活動から発生した膨大で多様なデータの中から有効な法則、傾向、パターンを導き出す手法。マイニングとは、鉱山の発掘、採掘という意味。文字通り、データの山からマーケティングに有効な金脈を発見するための分析手法の意味。基礎技術をもとにデータ・マイニング・テクニックが準備され、そのテックニックを活用してソリューション(課題解決)を実現する。課題は販促効果分析であったり、優良顧客プロファイル(「カスタマー・プロファイル」参照)の把握だったり、不正パターンの発見だったりする。
  データマ−ト

【Data Mart】

データウェアハウスは文字通りデータの倉庫。いつどのようにして使われるか分からないので、伝票のまま(明細)データを保存。そのデータウェアハウスのデータをある目的(サブジェクト)で分析するように整備するアプリケーション・ソフトウェアをデータマートと呼称。たとえば、顧客分析、売筋分析、在庫分析など分析目的別にデータマーとを構築する。OLAPと同義語。
  データ・モーション

【data motion】

見込客や顧客とのトランザクションを記録することによって、顧客のニーズや嗜好の新しい情報をデータベースに加えること。この情報は、見込客や既存顧客へのマーケティング戦略・アウトバウンド・コミュニケーションとして反映される。
  データ・リソーシス会社

【Data Resources, Inc.】

金融、工業、経済についての経済データを提供している会社。消費マーケット情報、地域経済情報、大都市圏データなど125以上のデータベースを所有している。
テツ デッド・レター

【dead letter】

宛先に届けられず送り主に返却されなければならないレター。米国郵政公社は戻ってきたレターの保管場所としてデット・レター・ブランチ(支局)を設けている。保管期間は5日〜30日のケースが多い。
テテ デディケーテッド・ライン

【dedicated line】

2つの場所を繋ぐプライベート環境で常設の電話回線のことで、企業の内部的なオフィス・ネットワークからインターネット・サービス・プロバイダへの接続などによく使われる。
テモ デモグラフィック

【demographics】

人口統計学的属性。顧客データ分析の切り口のひとつ。デモグラフィックは人口統計学的属性、つまり性別、年齢、住んでいる地域、所得、職業、学歴、家族構成などその人のもつ社会経済的な特質データ。デモグラフィックスによって、その人の行動・態度が異なるという考え方からこれをベースにデータを分析し、有効なターゲットを探しだし、ターゲット・マーケティングを実施する。例えば、20代と40代、50代とは生活様式が異なり、消費行動も違っていることから有効とされるターゲット・マーケティング手法。その為の分析をデモグラフィック分析と表現している。
テリ デリバラビリティ・ギャランティ

【deliverability guarantee】

リスト所有者あるいはリストコンパイラー(リスト編集者)によって、リスト使用者に与えられる保証。保証内容は、リストのあるパーセント(通常90%から100%)が正しい住所(性格に配達される住所)を持っていることを保証すること。あるいは不正確な住所により配達出来なかった郵便に対する郵便料金の払い戻しを保証をすること。
テル テルネット

【telnet】

コンピュータ・ネットワークを利用して、接続先のコンピュータを遠隔操作するための通信機能。
テレ テレコミューティング

【telecommuting】

ある種のコンピュータや端末機をオフィスとつなげ、従業員が自宅で仕事をする習慣のこと。在宅勤務。あるいは勤務地計画の変更のこと。
  テレコミュニケーション

【telecommunication】

電磁気的方法による遠距離音声情報の伝達。”Tele”とは、もともとギリシャ語で”遠い(遠隔地)”という意味を持つ。一般的には、電話でのコミュニケーションのこと。
  テレコミュニケーター

【telecommunicator】

テレマーケティングにおいて実際にコールを受発信し、顧客とコミュニケートする人達のこと。日本では単に、コミュニケーター、あるいはオペレータと呼ばれる場合もある。米国ではその職種に応じ、一般的にTSRあるいはCSRなどと呼ばれている。
  テレコンピュータ

【telecomputer】

自動的にダイヤルし、録音メッセージを流してレスポンスを記録する機械のこと。
  テレフォン・エージェンシー

【telephone agency】

組織や個人のためにテレマーケティングの電話をかけたり、あるいは受けたりするビジネス。テレホン・エージェント(代理店)はしばしばインバウンドコールあるいはアウトバウンドコールのどちらかに、そして消費者向け(B-to-C)あるいはビジネス向け(B-to-B)のどちらかに特化している。テレホン・エージェンシーは、通常テレマーケティングで生み出された総収入または純収入(キャンセルや返品など控除)あるパーセント(普通15%)のコミッションを得るか、あるいは電話をかけた回数・契約数・完結電話回数を基準にした料金収入を得る。
  テレマーケティング

【telemarketing】

プロモーションあるいはプロモーションのレスポンスの相互媒体として電話を使用すること。テレセリングともいわれる。印刷広告や放送広告、カタログ、ダイレクトメールのプロモーションに対する反応(レスポンス)得る手段として利用される。受注、問い合わせ、募金申し入れなどが含まれる。また、顧客の問い合わせ、不満なども受ける。電話をかける側(インバウンド・コール)は、通常フリーダイヤルの番号にかけるが、コレクトコールあるいは料金負担のケースもある。電話発信(アウトバウンド・コール)は問い合わせに対してのフォローアップ、製品やサービスの販売、注文の確認、クロスセルやアップグレード、あるいは顧客の情報やマーケット状況の収集などに使用される。他のプロモーション・メディアと異なり、テレマーケティングコールは突然に消費者の生活に割り込むことになり、その消費者が電話でさえぎられる前にそれがプロモーションの電話であることを確認することができない。そこでテレマーケターは、消費者に反感を持たせないように特に注意する必要がある。例えば、電話は夕食時間とか早朝のような一般に非常識と考える時間に行われるべきではない。一回の電話の時間とコストから最大限の価値を引き出せるように、そして電話を受ける人を怒らせたり、いらだたせたりすることのないように注意深く準備されたスクリプトが利用されている。よくできているスクリプトには、見込みある買い手が言い出しそうなあらゆる不満に対する応答方法が含まれている。これとは対照的にあらかじめ録音されたメッセージを使用するテレマーケターもいくつか存在している。
  テレマーケティング・サービス・エージェンシー

【telemarketing service agency】

テレマーケティング・プログラムの企画から運営、管理までを一括して請け負うサービス会社のこと。サービス・ビューロー(Service Bureau)、サービス・ベンダー(Service Vendor)などさまざまな名称で呼ばれていたが、1987年度調査セレモニーにおいて業界の統一用語として提案され今日に及んでいる。
テン 電子掲示板システム

【BBS】

BBS参照。
  デンシティ

【density】

一般的にはある地域における人口密度を表すが、ダイレクト・マーケティングでは、ある地域における顧客あるいは見込客の密度をいう。