カナ 用語 解説
オキ オキュパント・メーリング

【occupant mailing】

日本ではあまり実施されないが、新聞による折り込みチラシのない米国で小売業者がよく行うダイレクトメール・テクニック。住所は記載されているが名前がなく、ある地域のすべての居住者に送付される郵便物を指す言葉。オキュパント(居住者)・メーリングは、例えば製品サンプルとかクーポンのように即時の関心を引き起こすものを受取人に配布するため、あるいはある特別の地域に存在するお店の広告のために使われる。したがって、特定地域内のすべての世帯はメールを受け取る。新聞による折り込みチラシのない米国では、小売業者がよく行うダイレクトメール・テクニックである。
オサ

オーサリング・ソフトウェア

【authoring software】

マルチメディアあるいはHTML文書やプレゼンテーションを作成するためのソフトウェア。
オタ オーダー・フロー・パターン

【order flow pattern】

メーリング(郵送)時から最終オーダー受領までの期間にわたって受領されるダイレクトメール注文量。受領数をグラフにしてみると、注文数の一番多い点が明らかになり、大まかな合計注文数を予測する事ができる。
  オーダー・プロセシング

【order processing】

注文受注処理。顧客からの電話による注文を処理すること。テレマーケティングのアプリケーションの内、最も基本的な業務。受注処理に比べ、やや複雑で質の高いアプリケーションとしては、オーダー処理業務の一部としてクロスセリングアップセリング、契約更新、カタログ販売、予約処理などがあげられる。
  オーダー・マージン

【order margin】

全販売高からプロモーション費用等、すべてのコストを差し引いた合計金額を指す。例えば、売上高から商品原価、人件費など固定費を差し引いたもの。
  オーダー・マネジメント・システム

【order management system】

商品の受注から、配送も手掛けるように機能するシステム。
  オーダー・レート

【order rate】

注文の獲得率。総メール数に対する注文数の比率。ダイレクト・マーケティングの成功はこのオーダーレイト次第である。この数値が高ければ高いほど利益獲得が高くなる。注文獲得率を上げるためには、購買履歴をデータベースに保管し、各種分析ツールを利用して、オーダーレイトが高くなる顧客を選び出す必要がある。的確なターゲット・マーケティングを行うとともに、説得感のあるダイレクトメール・パッケージの制作、テレマーケティングを組み合わせるなど統合的なマーケティング・システムが重要。
オテ オーディエンス

【audience】

ラジオ、テレビ、雑誌、新聞などの視聴者のこと。
  オーディエンス・シェア

【audience share】

広告メッセージを受け取ると予測される人たちのグループの割合。あるいは、広告主に興味を持ち、実際にメッセージを受け取る人たちのグループの割合。オーディエンス・シェアは、雑誌出版社などが一般的に実施しているような個人調査、テレホン調査、ダイレクトメール調査を経て、コンピュータ技術により算出することが可能。例えば、スキー雑誌の出版社は2,000人のスキーヤーを標本抽出し、彼等に対し、どの雑誌を読み、頻度はどの程度か調査する。もし、1,000人がスキー関係の雑誌を購読すると回答し、その1,000人のうち500人が、ある特定の雑誌を常に購読すると回答した場合、その出版社のオーディエンス・シェアは、500/1,000(50%)または、500/2,000(25%)となる。分母の定義は、調査内容によって決定する。
  オーディエンス・フラグメンテーション

【audience fragmentation】

放送機会が多様化し、大衆も特殊化し、広告社の課題は年々増加している。その対策として、視聴者を小さいグループに分割し、そのグループが好むメディアを個別に選定する必要がある。このような視聴者の分割のことをいう。
  オーディエンス・プロフィール

【audience profile】

読者や視聴者の経済上の特性。例えば、収入、所有車、家の所有状況、レジャータイムの行動、地理的情報などが含まれる。読者や視聴者はどのような人たちであるか、プロフィールを把握すること。
オト オートセクシング

【autosexing】

性別を判別して自動的に「Mr.」「Mrs.」を付け加えるコンピュータ処理のこと。
  オートマチック・アンサリング・マシン

【automatic answering machine】

自動応答装置。単回線のメッセージを自動的に再生、録音する装置。
  オートマチック・インタラクション・ディテクター分析

【AID Analysis】

エイド分析参照。
  オートマチック・ダイアラー

【automatic dialer】

自動ダイヤル装置。電話機の特徴のひとつ、または、スタンドアロン型の装置で、簡単にアクセス出来るように電話番号をメモリー(記憶)させることができる。
  オートメーテッド・テレマーケティング

【Automated Telemarketing】

自動化されたテレマーケティング。コンピュータを活用して、リストの管理、データベースの検索・分析・管理、受発信、報告書づくりなど、TSR(Telephone Sales Representative)やセンター関連業務を極力自動化し、効率的なテレマーケティング業務を支援することを指す。
オハ オーバーヘッド

【overhead】

販売される商品やサービスに直接、関わることのない、業務を行う上での間接費用。例えば、工場で働く人たちの賃金や製品材料費は直接費用。電気代、保険料、従業員の福利厚生費などはオーバーヘッド費用である。正しくはオーバーヘッド・エクスペンス(overhead expense)。
  オーバーレイ

【overlay】

個人識別によって、顧客リストを書き換えること。デモグラフィック・データ、職業、購買データなどから、心理学的データを書き換えるなど。
オヒ

オピニオンリーダー

【opinion leader】

ターゲット・セグメントの一種。マーケット・リーダー、影響者(Influences)とも呼ばれ、商品購入に影響を与える人達のことを指す。ある特定商品を購入する場合、その購入行動に主導性をもつ人、他の人がその商品購入をする際に助言や意見や情報提供を求められる人でもある。流行を早期に取り入れるアーリーアダプター(early adapter)ともいわれる。彼らに続いて流行を取り入れる人々をフォローアー(follower)という。
オフ オファー

【offer】

条件販売提案のこと。一般的には提供、申し出、提案の意味。マーケティングでは、販売者が購入者に購入に関して条件を提案することをオファーといっている。購入者は、条件を受け入れるか受け入れないかは定する必要はない。売り手によって作られる契約上の同意条項のことで、買い手による受領は未決定であるものをいう。例えば、雑誌購読1年(12冊)で11ヶ月分の価格9000円というオファーなどが一般的。注文書が申込者によって記入され、出版者に返信されて法的契約書となる。スーパーマーケットなど小売業が実施しているポイント・プログラムは、オファーの一例。カードを申し込んで、法的契約となる。ある条件で購入したら、何かを提供するというマーケティング行為はオファー(提案)になる。
  オファー・テスト

【offer test】

条件販売提案テストのこと。オファーの効果をテストする行為。価格や条件を変えて反応結果を評価するプロモーションテスト。ダイレクトメールのオファーテストでは、パッケージのオファー部分のみを変え(販売製品や価格は変えない)、テストパッケージ対コントロールパッケージ(通常のパッケージなど基準とするもの)との反応の違いを分析する。変えたオファー要因でのみ、結果がどうなるかを分析できるようにテストを設定することが不可欠。その他の条件を変えると、オファー・テストにならない。オファーテストは新製品を市場に出す際の価格テストにも使われる。市場がその製品に対して、どの価格がどれだけ反応するかなど価格敏感度を評価するために行われる。スーパーマーケットなど小売業で、一定金額購入者に景品(プレミアム)を提供するキャンペーンを実施することがある。このオファーは、一定金額という条件と景品というプレミアムが売上金額に影響する。金額条件、およびプレミアムで売上がどのように変化するかテストができる。また、条件販売店舗(オファー付販売)と通常店舗の売上結果を分析し、オファーテストをすることができる。
  オフ・ザ・シェルフ

【off-the-shelf】

次のような意味がある:そのまま売れる、オフザシェルフ、在庫があり、在庫品を使って。
  オプトアウト

【opt-out】

オプトインに対して、顧客がEメール配信や情報提供の受け取りなどに対する登録や同意を取り消すこと。
  オプトイン

【opt-in】

メールアドレスを公表したり、外部からのコンタクトを受け取る意志を示したりしている潜在顧客を指す。
  オプトイン・メール

【opt-in e-mail】

ユーザが自発的に選択した興味のある項目に関する広告を電子メール配信するもの。これに対して受取り手のパーミッションなしに送信する広告はスパム・メール。オプトインとは「選んで受け入れる」という意味。
  オフライン

【offline】

他のコンピュータに接続されていない状態。単独で存在するコンピュータはオフラインである。反意語はオンライン
  オプティマイザー

【optimizer】

最も効果的な方法を考えること。ファースト・バイヤー(新規顧客)を獲得するための努力が最適にできるよう、ファースト・バイヤーの購入動機を追跡することが重要である。例えば、ある製品に対するオリジナルオーダー(初回注文)のプロモーション費用が、他の方法よりもダイレクトメールの方が、効果的で、支払い状況も良いとなれば、将来的プロモーション予算は主にダイレクトメールに配分される。
  オープン・エンド

【open-end】

顧客からの回答を自由に記述できるアンケートの設問方法。例えば、「お気付きの点をご記入下さい」という設問はオープン・エンド。
オヘ オペレーショナル(業務)CRM

【operational CRM】

CRM実現のためには基本的な3つの適用業務が必要である。それは次の、オペレーショナルCRM、CRM分析コラボレイティブCRMの3つである。セールス(接触管理)、製品管理、マーケティング(キャンペーン・マネジメントテレマーケティング)、顧客サービス(CIC)を統合化すること。
オレ オレンジ・グッズ

【orange goods】

衣類のような、ある期間は持ちこたえるが、穏やかな速度で価値が落ちていく商品。季節変化や消費者の願望(ウォンツ)の変化などの理由で価値が変化する商品。
オン オン/オフ・リポート

【On/Off report】

顧客ファイル内の前回購入者に変更があったことを示すレポート。取引毎に、削除したレコード件数、追加したレコード件数、活動状況に変化があったレコード件数などを表示する。
  オンパック・プレミアム

【on-pack premium】

ダイレクトメールで送付されるパッケージの外側に付着されたギフトや割引クーポンのこと。オンパック・プレミアムは、その商品の販売が促進されるようデザイン(設計)されなければならない。グリコ・キャラメル販売はロングセラーのオンパック・プレミアム販売。プレミアム・アイデアが成功の決め手になる。
  オンライン

【online】

通信回線を介して、ネットワーク上に存在する他のコンピュータに蓄積されたデータベースに接続することで、リアルタイムで検索・出力できる状態。
  オンライン・アベイラビリティ

【online availability】

リモート端末のオペレーターが、離れた場所のデータベースから情報を検索・出力することが出来るシステム。