カナ 用語 解説
クエ クエッショネア

【questionnaire】

マーケット・リサーチのテクニックのひとつで、質問事項が記述された用紙によって回答を得る方法。質問にはクローズド・エンドあるいは、オープン・エンドがある。オープン・エンドの回答の内容を、表にしたり、分析したりすることは困難であるが、他の方法よりも、貴重な情報を提供してもらえる。
クオ クォータ

【quota】

売上などセールス・システムで採用される予算。どちらかといえば必達予算を意味し、ターゲット(目標)よりも厳しい。
  クオリティ・コントロール

【quality control】

製造者が標準的基準を満たしていることを保証するため、製品とサービスの製造、販売における品質のコントロール。例えば、印刷業界の場合、信頼できる印刷業者は、注文印刷物の中から任意抽出を行い、全体の品質の完成をチェックしている。
  クオリファイド・メール

【qualified mail】

事前に区分されていることから、割引対象であるメールのこと。割引を得るには、各メールパッケージや各サック(袋)の最小限数の条件を満たさなければならない。
  クオリファイド・リード

【qualified lead】

クオリファイは資格があるの意味。販売されている商品やサービスにハッキリと興味を示し、支払いの能力があり、あるいは購買決定権をもつ見込客のこと。リストとしてはもっとも価値の高いリストになる。クオリファイは、返信カードを返送してきた人のリストなど、なんらかの手段で購入可能性が確認されたリストである。クオリファイする行為をクオリファイド・リードという。
クツ クッキー

【cookies】

コンピュータのハードディスク上に、ブラウザによって保管された履歴情報。これによって、そのウェブサイトにすでに訪れたかどうか、また、オンライン・ショッピングのショッピング・カートに商品を入れ残したかどうかなど、コンピュータが認識する。
クラ クライアント

【client】

(1)一般的には専門的なサービスを利用する個人、会社、組織。広告業界では商品やサービスの広告を希望する製造業者、会社のこと。(2)コンピュータ・ネットワーク用語で、サーバからのサービスにアクセスするコンピュータ(クライアント端末)のこと。例えば、モデムを介してリサーチ・データベースへ接続する場合、接続するコンピュータがクライアントで、その情報を提供するコンピュータがサーバ、あるいはホストと呼ばれる。
  クラシファイド・アドバタイジング/案内広告

【classified advertising】

簡素なテキストベースのオンライン広告で、通常、一般的に誰にでも分かる範囲でカテゴリー分類される。(例えば、コンサルティング業務、オフィス機器など)
  クラシフィケーション・データ

【classfication data】

視聴者や購買顧客を区分するための基礎データ。例えば、居住地域、年齢、性別、収入、学歴、職業など。
  クラスター

【cluster】

もともとはブドウの房の意味。群れ、集団、集落のこと。住んでいる地域、年齢、性別などの人口統計学的データ、趣味、ライフスタイルなどの心理的特徴をベースに、グループ分けしたものをクラスターと表現している。
  クラスター分析

【cluster analysis】

クラスター(Cluster)はもともとはブドウの房の意味。群れ、集団、集落のこと。住んでいる地域、年令・性別・年収などの人口統計学的データ、趣味・ライフスタイルなどの心理的特徴をベースにして似たようなグループにくくった固まりをクラスターと表現している。共通した特性によって人々や物事をグループに分ける統計的分析手法。有効な分類軸がわからないデータを、自動的に切り口を探し出してくれる。顧客の行動や興味の特性から分類し、例えば、ヤッピー(Yuppies)としてクラスター化し、そのクラスターをターゲットにしてプロモーションコピーやデザインを行う。クラスター分析の前にクラスター・サンプル(Cluster Sample)の抽出が必要。顧客リストからテストサンプルを選び出す。例えば、10万人から2つの5000サンプルを選び出す場合、まず10万人をランダムに20グループに分ける。つぎに、その20グループから2つのグループを選択する。もし2つのグループが同じような特徴をもつグループであれば、サンプル間のリスポンスの違いは各グループに送ったプロモーションの違いになる。テスト目的に合わせて、多段階でテストサンプルを抽出する方法。
  クラスター・サンプル

【cluster sample】

顧客リストからテストサンプルを選び出す方法。例えば、10万人から2つの5,000サンプルを選び出す場合、まず10万人をランダムに20グループに分ける。つぎにその20グループから2つのグループを選択する。もし、2つのグループが同じような特徴をもつグループであれば、サンプル間のレスポンスの違いは各グループに送ったプロモーションの違いになる。テスト目的に合わせて、多段階でテストサンプルを抽出する方法。
  クラスター・ボックス

【cluster box】

米国で行われている郵便配達方式のひとつ。ある世帯グループのための、個々に鍵のかけられた郵便受けの集まり。通常、いくつかの家の前にある曲がり角の近くに設置されている。配達センター(Delivery Center)としても利用され、郵便配達人が数世帯向けの郵便を一カ所に届けることを可能にする。クラスター・ボックスは通常、小包のための特別な共有箱と郵便ポストの役割を果たす。米国郵政公社は、可能ならばどこでも一軒一軒の配達からクラスターボックスへの配達に切り替えることを望んでいる。アパートなど集合住宅に届けられる郵便は、クラスター・ボックスのないこのような郵便配達方式とも言える。
    クラス・マガジン

【class magazine】

特別な事柄に興味を持つ人たちをターゲットとした消費者向け雑誌。例えば、写真に興味を持っている人向けの『フォト』など。スペシャル・インタレスト・マガジンとも呼ばれる。
  グラフィック

【graphic】

コンピュータの画面上で表示される画像のこと。インターネットが普及し、文字では表現しにくかった情報を、画像にすることで、容易に表現することが可能となった。
  クラリタス社

【Claritas】

1971年に創立された米国のデータベース・サービスの会社。法人データベース、国勢調査データベース、イエローページ・データベース、調査データベースなど60以上のデータベースを持つ会社である。同社の最大の特徴はプリズムというセグメンテーション・システムである。郵便番号と年齢、性別、年収、社会的ランク、住居タイプなどの国勢調査データを結びつけたエリア・ライフスタイル情報を提供する。
クリ クリアランス

【clearance】

(1)リスト保持者のリスト上の人たちに、販促用メールを郵送する際に与えられる許可。リスト保持者の多くは許可する前に、プロモーション・パッケージを見せるよう要求する。(2)商業では、小売業者が商品を値引き価格で販売する特別価格のこと。この種のプロモーションは過剰在庫や季節はずれの在庫を一掃するために行われるクリアランス・セールである。
  クリエイティブ・エージェンシー

【creative agency】

広告制作を専門とする会社。マーケティング計画に基づき、基本的な広告テーマや制作方針を決め、制作スタッフを組織し、コピーライター、デザイナー、フォトグラファー、CMディレクターなどを指揮し広告を制作する。制作を統括する責任者はクリエイティブ・ディレクターと呼ぶ。
  クリエイティブ・ストラテジー

【creative strategy】

広告代理店のクリエイティブ・チームによって準備される広告メッセージ開発の骨組み。クリエイティブ・ストラテジー(戦略)はいかにメッセージを広告目標と一致させるかが根本。マーケット・ポジション、そのマーケット・ポジションの合理性なども含む。但し、どんな媒体にするか、1,000件当りコストなどは含まない。
  クリティカル・パス・メソッド

【critical path method】

複雑な仕事を各ステップに分けて管理するために使用されるスケジュール化テクニック。各ステップの理論的な順序を示し、ステップごとの作業時間を割当て、スタートから最後までを線で示す。例えば、ダイレクトメール・プロモーションでは、リストの選択からパッケージ・デザイン、メールのプロモーションまで下図のように示す。

  クリック・アンド・モルタル

【clicks and mortar】

倉庫や物理的な店舗を持つインターネット小売業者で、顧客が素早く商品を入手したり、時間に制限されることなく、個人的に返却やサービス提供などの取扱いをする。反意語はブリック・アンド・モルタル
  クリッピング・サービス

【clipping services】

内容に、ある特定の単語、フレーズ、シンボルを含む電送のニュースや資料の表示。これらのアイテムは、「クリップ」され、電子フォルダに転送される。
クル グループウェア

【groupware】

文書や情報ファイルを共有して作成できるようにするソフトウェア・アプリケーションの1つ(Lotus Notes など)。次世代のグループウェアは、それぞれ違う企業に所属する個人(例えば、ベンダーとそのクライアントなど)が、一般のネットワーク上のグループウェアを利用して共同プロジェクトにおける情報や作業を共有することが課題である。
クレ クレジット・カード・バイヤー

【creditcard buyer】

クレジット・カードで支払う購入者の事。
クロ グロス・アマウント

【gross amount】

一般的には、控除前の合計を表現する言葉。控除後はネット・アマウントDMでは、あるプロモーションから得られるレスポンスの合計。レスポンスの形は前払い注文(現金払い)やクレジット注文を含むレスポンスのすべての合計。ネット・レスポンスは、すべての現金注文とクレジット注文の支払済みのレスポンスを表す。グロス・レスポンスはプロモーションの成功を測定するために重要であるが、ネット・レスポンスはプロモーションの利益率を測るために利用される。レスポンスは、例えば、ネット支払済注文、現金注文、クレジット注文、あるいはメール日からある期間以内に受けた注文のようにあらゆる面で測定される。この測定は、他のプロモーションとの比較に使用されたり、類似のプロモーションから期待される結果予測のために使用されたりする。
  グロス・オーディエンス

【gross audience】

聴衆の延べ人数。聞いたり、見たり、読んだりする個人(あるいは世帯)の重複を考慮しない合計数。
  グローサリーストア・プロダクト・パーチェイス(購入)

【grocery store product purchases】

食料品店で消費者が行った購入のこと。
  クローズドエンド

【closed-end】

あらかじめ設定された中から選択して回答するアンケートなどの設問方法。
  クロス・セリング

【cross selling】

商品やサービスを販売するにあたり、その商品に関連する別の商品やサービスあるいは組み合わせ商品を同時に販売することをいう。アップ・セリングと共に販売額を増加させるためにダイレクト・マーケティングやテレマーケティングではよく用いられる手法。顧客の購入した商品によって、その関連商品をプロモーションすれば購入が促進される。顧客の購買履歴をデータベースに保管し、データ・マイニングツールなどを用いて関連購買を分析する(「アソシエーション」参照)。この購買関連が高い製品をメッセージすることによってより高い販売が可能になる。テレマーケティングを実施している場合、関連販売スクリプトを準備しておき、電話販売担当者が関連販売を提案すると購入単価をアップさせることができる。
  クロス・タビュレーション

【cross tabulation】

いくつかの質的なデータ相互の関係を調べる一般的な手法としてクロス集計表がある。例えば、ある意見に賛成・反対を男女別に集計した分類表にしたものを、2×2のクロス表と呼ぶ。月曜日に生産された車は水曜日に生産された車よりも品質が悪いという結果を出すこともクロス・タビュレーションの手法。クロス・タビュレーションは、例えば、地域によって広告の受け入れられ方がどう違うかなど消費者調査でよく使われる。画面上に出力されるものはクロス・スクリーンという。
  クロス・プロモーション

【cross promotion】

優良顧客に対する報酬として、他社の商品やサービスを提供するプロモーション活動。現在進行中の広告キャンペーンに関係する特殊なマーケティング・ディスプレイや仕掛け。クロス・プロモーションは基本的にキャンペーンと同じテーマをかかげるものであり、即座の購入を促進したり、製品の紹介を支援したり、広告キャンペーンの効果を高めるスィープステークスPOP広告、ディスプレイ、プレミアム付プレゼント、その他の形で行われる。「タイイン・プロモーション」ともいう。
  クロス・ポスティング

【cross-posting】

1つ以上のインターネット・メーリング・リストかディスカッション・グループに同一のメッセージを送ること。どのリストやグループに対してもポスティングが適切であり、それぞれの普及率は大きく異なるということを十分に把握しておかなくてはならない。