カナ 用語 解説
エイ エイド分析

【AID analysis】

(Automatic Interaction Detector analysis)

AIDはデータベース・マーケティングでよく利用される分析方法である。オートマティック・インタラクション・ディレクターの略称であるが、多変数を当てはめて集合を作っていく簡単な方法である。2変数以上を相互関係(インタラクション)させて値を計算する。この方法は、データベースがあれば専門家の介入を必要とせず、ある程度の非定形情報を取り出す事ができる。下図は、AIDのひとつの例である。10万件の顧客数があり、今月のプロモーションの反応が3%であったとする。年齢でその反応率がどう違うかを知りたいとする。30歳以下の条件を入れる。30歳以下12,000人で購入率は3.9%であった。では、30歳以下の12,000人が独身と既婚ではどうなっているか。独身の顧客は7,000人で3.3%の購入、既婚の顧客は5,000人で4.8%の購入であった。このように、変数にある条件を入れてその条件のグループの数値を取り出す分析である。

エク エクストラ(社外)ネット

【extranet】

顧客、購入者を、企業の社内データベースやネットワークへのアクセスを可能にした、オンライン・コミュニケーション・システム。
  エクスプリシット・ナレッジ

【explicit knowledge】

公開知識。必要な人は誰でもいつでもアクセスできる文書情報。
  エクスペリエンス(経験者)コミュニティー

【experience community】

多くの人々の経験を集合させた知識集団。経験者コミュニティーは大小、継続、臨時、どんな形のコミュニティーにもなる。
  エクスターナル・デベロップメント

【external development】

ウェブサイトを作ったり、それに付随する機能の構築を第三者に依頼すること。
  エクスプレス・ショッピング

【express shopping】

ショッピング処理を手早く済ませるテクニック。例えば、Amazon.com のワン・クリック・オプションなど。
  エクスペリメンター

【experimenters】

変化の探求者。変化や新奇性を求めてしばしばブランドを切り替えるのが好きな人達の事を指す。実験者の意味。
エコ エコノミーマインド

【economy-minded】

節約指向者。特別価格提供あるいはバーゲンを積極的に活用するため、多くの店を回って商品を見る人たち。
  エコロジスト

【ecologistes】

環境を汚染する商品はすべて製造・販売を禁止すべきであると考える人達。
エシ エージェント

【agent】

インテリジェント・エージェント(intelligent agents)、パーソナル・エージェント(personal agents)、ノウ・ボット(know-bot)、ドロイド(droids)などで知られるが、一般的に、エージェントとは、検索値をもとに自動的にネット上の適切な情報を探し出す検索ツールのこと。
エフ エフィシェンシー・レーティング

【efficiency rating】

消費者にメッセージを伝えるのにどれだけの広告費用を使ったかを測定すること。広告の効果を測定する。
エム エムペグ

【MPEG】

MPEG参照。
エモ エモーショナル・アピール

【emotional appeal】

エゴ訴求のこと。広告コピーやダイレクトメール、キャンペーン・オファーが人々の感情(ハート、エゴ)に訴えるように作成されているプロモーション・プログラムや広告のタイプ。実用的、非実用的とかの日常をこえたアピールを創造し、オファーする。エモーショナルアピールを作成する場合、消費者の心理的、社会的あるいは感情的ニーズに訴えることを最大の目的にする。例えば、心配、愛情、嫌悪、渇望、性的欲求、ユーモアなどの感情を想起させたり、その製品やサービスを購入することで最適な解決策が得られるような心理的緊張状態を起こさせたりする。癒し(ヒーリング)、安心、健康、非日常(ハレ)思い出、他人とは異なる体験などの提供は、エゴに訴求する手法。エモーショナル・アピールは、個人の行事(マジック・モメント)にあわせてメッセージするケースが多い。マジック・モメント(Magic Moment)とは、魔法の瞬間。例えば、誕生日、入学、卒業、結婚、結婚記念日など顧客の記念日。このマジック・モメントにメッセージを送れば到達度が高く、リスポンスも上がるという考え方から生まれたダイレクトメール戦術。
  エモーティコン

【emoticon】

シンボルをつなぎ合わせて顔の表情やポーズなどを表した言葉ではないシグナル。例えば、米国ではスマイルの表情を :) のように表す。
エリ エリア・バイ・エリア・アロケーション

【area-by-area allocation】

広告予算の分配方法。広告費は、広告主の現段階あるいは企画段階の製品やサービスに対して、地域ごとに割り当てられる。ABAと省略されたり、「Market-by-Market allocation」とも呼ばれる。
エレ エレクトロニック ・カタログ

【electronic catalog】

選択式のテレビスクリーン上で消費者に商品を紹介する手段。エレクトロニックカタログはショッピングモールのような公共の場に設置されたり、ケーブル放映や一般のテレビ放映で消費者個々人の自宅のテレビにつながれたりする。エレクトロニック・カタログは消費者が双方向でレスポンスを行うものと、売り手に電話をするような他の手段を使ってレスポンスを行うものとがある。1995年を継起にインターネットが普及し、インターネット・テクノロジーを利用したWEBページでのエレクトロニック・カタログが普及している。
  エレクトロニック・コマース

【electronic commerce】

電子化されたビジネス・トランザクション。
  エレクトロニック・ディスカウント

【electronic discounts】

顧客のオーダーから自動的に差し引かれる金額。クーポンやプライスパックの代用となり、メールイン・オファーも償還できる。
  エレクトロニック・フォーム

【electronic forms】

一般書類の電子版。(注文書、申込書、報告書など。)
 

エレクトロニック・メール

【electronic mail】

インターネットなどコンピュータ・ネットワークを介して、パソコンや携帯電話、携帯端末などの端末同士が文字や音声の情報を交換するシステム。インターネットや携帯電話の普及、大容量データ転送技術(ブロードバンド)の発達によりにより、電子メールが急速に発達。電子メールによる広告メッセージが盛んになってきている。広告主から一方的に発信するeメール形式、ホームページにアクセスしてきた消費者にeメールするツーウェイ方式がある。従来の伝統的なダイレクトメールより費用が安く、伝達もリアルタイムで速い(速さでは従来のメールはeメールと区分してスネーク・メールといわれている)。この利点からエレクトロニック・メールに依存する広告主が多くなってきている。大量に発信するエレクトロニック・メールはワン・トウ・ワンではあるが、ターゲットされない大量の個人であり、その意味ではデータベース・マーケティング、リレーションシップ・マーケティングの理念に反している。
エン エンハンスド・ファックス

【enhanced fax】

コンピュータのデータベースやボイス機能などを搭載した、広告や情報の普及を支援することが可能なファックスの各種アプリケーションのこと。片側送信のファックス(ファックス・ブロードキャスト−fax broadcast)やファックス・メールボックス、ファックス検索(fax retrieval)やファックス・オン・デマンド(fax on demand)などのインタラクションが可能なものがある。
  エンハンスメント

【enhancement】

顧客リストの価値を高めるため、現在のリスト・データに、例えばライフスタイルデータなどのデータを付け加える事の意味。通常、リストの拡張と言われている。