カナ 用語 解説
コオ コーオペラティブ・アドバタイジング

【cooperative advertising】

メーカーと小売業との共同広告。メーカーが広告費用の全額または一部を負担する。広告の制作と実施はメーカーが行い、広告は小売店の名前で行われる。地方に限定することで、広告費用が節約できる。2つ以上のメーカーと小売業で行う共同広告を指す場合もある。
  コーオペラティブ・メーリング

【cooperative mailing】

共同販促メールのこと。同じ聴衆をターゲット(狙い)とするいくつかの競合しない広告主が共同で行う販促のための郵便。リスト料金や郵便料金が共同で行われるので、費用が安く済む。クレジット会社が請求書に同封してさまざまな広告主のパンフレットを同封しているのも一種のコーオペラティブ・メーリング。最近、米国消費財メーカーが、スーパーマーケットの購買顧客に、共同してメーカークーポンを同封するメールが実施されているが、これもコーオペラティブ・メーリング(消費者の混乱を避けるため消費財メーカーは1業種1社が多い)。共同販促メール(Co-op Mailing)とも呼ばれる。
コシ コーシャス

【cautious】

用心深い人。節約したいというだけの理由で、知らないブランドを購入することはしない人たちの事を表す言葉。
コス コーズ・マーケティング

【cause marketing】

社会や環境、その他の要因に資金貢献するマーケティング。もしそれが、ターゲットとなる視聴者が重視する要因であれば、強力なアウェアネスとアイデンティティを築くことができる。
  コスト・エフィシェンシー

【cost efficiency】

ある特別な製品あるいはサービスについて、その広告がターゲットである聴衆に到達するためのコスト。通常、1,000人あたりのコストで表される。
コネ コネクト・タイム・フィー/コネクト・チャージ

【connect time fees/connect charges】

オンライン・サービス・プロバイダへ接続している間に生じる接続料のこと。
コフ ゴーファー

【gopher】

インターネットのインデックスを表示するシステムで、ユーザは、多くのサイトに保管されているあらゆるレベルのファイルをブラウズまたは読みとることができる。
  ゴーファー・スペース

【gopherspace】

インターネットの架け橋となるゴーファー・サイトのネットワーク。
  コーブランド・クレジットカード

【co-branded credit card】

人気傾向にあるアフィニティ・クレジットカードの類で、銀行が共同ブランド加盟企業(co-brander)の顧客に対して発行する。共同ブランド加盟企業は、航空会社、自動車メーカー、保険会社、小売チェーン店や電話会社などが多く、通常、認知度の高いブランド名やロゴをもつ企業である。
コホ コホート

【cohort】

人口学でいう同時出生集団。
コマ コマース・サーバ

【commerce server】

取引ごとにすべての商取引機能を支援するサーバ。
  コマース・ソリューション

【commerce solution】

販売者やシステム開発者がウェブサイトを開設するのに使うツールのセット・パッケージ。
  コマンド・ライン

【command line】

コンピュータ(コンピュータ、またはログオンするシステム)に対するコマンドを入力する状態をいう。
コミ コミュニケーター

【communicator】

メッセージの伝達者。コミュニケ−ターによって、メッセージの伝達結果は異なる。例えば、薬の販売に関してのメッセージは、著名な医学博士のように、世間から認められた権威者から発信されると信用される傾向がある。ところが同じメッセージが、無名で風采の上がらない姿の医学博士により、自信のない調子で伝えられると、信用されなくなる。どのようなコミュニケーターを使い、どんな内容のメッセージにするか、どんな媒体を使うかでレスポンスに影響する。
  コミュニティ

【community】

共通する興味を持つ者同士が、様々な意見交換を行う、オンライン上の場所、またはインターネット集会。ある特定の視聴者をねらった商品やサービスを見つける場である。企業でなく、個人が管理する場合がほとんど。
コラ コラボレイティブCRM

【collaborative CRM】

顧客やビジネス・パートナーのコミュニケーションをより効果的に促進するためにグループウェアとWEB技術を新たな視点から活用する概念をいう。例えば、企業側のマーケターと顧客が同じ画面を見ながら対話する機能がコラボレーションとして実現している。
  コラボレイティブ・フィルタリング

【collaborative filtering】

その個人の関連事項となる追加情報を予測するために、個人の行動や嗜好と似たプロフィールに適合する別の個人とを比較するプロセス。
コリ コリレーション分析

【correlation analysis】

原因結果を分析(回帰分析)するのではなく2つの変数間の関係の差をみる統計分析手法。変数間の相関関係の強度を測定する。他の変数によってもう一方の変数が変化すればするほど相関が強度と測定される。x・yの2つの変数で45度線上に集中すれば関係が強く、バラつけば関係が低い。
コル コール・アカウンティング

【call accounting】

すべての電話記録機能。受発信した日時、ダイヤルした番号、通話時間など、内線で識別されるコールについての記録を提供する機能の事をコール・アカウントという。
  コール・コード

【Call Code】

過去に全く接触のない相手を対象に電話によりセールスを行うこと。ジャンク・フォンともいう。コールド・コールも同義語。
  コール・シークエンサー

【call sequencer】

着信連続分配装置。長時間待たされているコールを処理するため、余裕のあるTSRへ着信コールを分配するための装置。発信者が一定の時間待たされる場合はアナウンスが流される。また、基礎的な情報処理レポートも得られる。
  コール・マネジメント

【call management】

テレマーケティングセンターの生産性を最大限に引き上げるために、各設備やネットワークサービス、労働力の選定および各要因の組み合わせの最適条件を導き出すための一連の過程を管理すること。テレコミュニケータの生産性を高めるために、マーケターの電話状況が刻々と管理端末に表示される。管理情報として、時間あたり通話数、通話あたり平均時間、総通話数、注文件数などがある。また、全体の生産性を高めるために、あいているテレコミュニケータ、話中のテレコミュニケータを自動的に認識し、かかった電話をスムースにつなぐようなアプリケーション・ソフトウエアもある。
  コールド・コール

【cold call】

過去にまったく接触のない相手を対象に電話により、セールスを行うこと。悪い意味では、ジャンク・フォンともいう。
  コールド・メール・プロモーション

【cold mail promotion】

郵送者によって、不特定多数の人たちにばら撒かれるDM(ダイレクト・メール)等を利用したプロモーション。
  コールド・リスト

【cold list】

郵送者によって、テストされていない見込客のリスト。
コン コンシューマー

【consumer】

製品あるいはサービスの最終使用者。一般に消費者と訳している。コンシューマーは必ずしも製品の購入者とは限らない。例えば、ペットフードの場合、ペットは最終使用者なので事実上コンシューマーである。しかしながら、もちろん広告はペットの飼い主に向けて行われる。コンシューマーは完成品の使用者と考えられる。例えば、建築用製品の購入者は、完成品を建造する際にその製品を使用する中間使用者である。そしてその完成品がコンシューマーによって購入される。コンシューマーは、マーケット・リサーチで対象となる母集団。
  コンシューマー・アドバタイジング

【consumer advertising】

ビジネスと業界に向けて行われる広告と区別するため、製品やサービスの最終使用者に向けて行われる広告の意味。例えばペットフードの広告のように最終使用者に製品やサービスを渡すことになる購入者に対して行われる。ほとんどのラジオ、テレビ、新聞、雑誌のTVコマーシャルと広告はコンシューマー・アドバタイジング(消費者広告)である。
  コンシューマー・グッズ

【consumer goods】

最終使用者が個人的利用のために使用されるように作られた商品。コンシューマー・プロダクツ(Consumer Products)とも呼ばれる。コンシューマー・グッズはさらに非耐久財、耐久財、あるいはソフト・グッズハード・グッズパッケージ・グッズに区別される。
  コンシューマー・サーベイ

【consumer survey】

消費者調査のこと。消費者の標本からアンケートを利用することで情報を得る消費者調査のテクニック。アンケートは郵便で標本グループに直接送付される。あるいは面接法や電話インタビューにより情報を得ることもある。アンケートで「クェッショネア(Questionnaire)」というマーケットリサーチのテクニックが使われる。調査を受ける人が回答する質問用紙のこと。質問にはクローズド・エンディッド(いくつかの選択肢からひとつを選ぶ質問)あるいはオープン・エンディッド(回答者自身の言葉で回答を書かせる質問)がある。オープン・エンディッドの回答は表にしたり、分析したりすることがたいへん困難になるが、他の方法の調査よりもより多くの情報を提供してもらえる。クエッショナリーズは、パーソナル・インタビューなどのような他の方法に比べてコスト(印刷、発信、収集、分析)が安く、参加者は自分の都合のよい時に回答でき、司会者によるバイヤスもかかることなく、回答は完全に秘密にできるのでよい調査といえる。しかしながら、回答依頼者すべてというよりも、実際に回答することを選んだ人々の意見に片寄りがちであり、もし質問自体が誤解された場合には結果は曲解されてしまうという欠点がある。
  コンシューマー・プロフィール

【consumer profile】

ある特別な製品の使用者についてのデモグラフィックサイコグラフィックデータの詳細についてのアウトライン。データには使用者の年齢層、婚姻状況、年収レベル、教育、仕事、性別、居住地、購買行動パターンが含まれる。コンシューマー・プロフィールの知識は広告キャンペーンの決定に大変重要である。
  コンシューマー・マガジン

【consumer magazine】

一般大衆向けの雑誌。特殊な業界や仕事についての関心事に対応する専門雑誌(トレード・マガジン)のような雑誌と区別される。
  コンシューマー・リサーチ

【consumer research】

消費者情報調査のこと。フォーカス・グループ、深層インタビュー、問い合わせテスト、コンシューマー・サーベイ、態度テストなど、さまざまなテクニックを使って行われる消費者についての情報調査の総評。広告調査の主要領域のひとつであり(製品調査や市場分析と共に)、その目的は何が消費者の購買習慣に影響を与えるかを判断することである。コンシューマー・リサーチは消費者の動機、広告についての認知度、購買理由、ブランド選択に影響を及ぼすことなどについての情報をもたらす。この種の調査は広告主が広告戦略を立てたり、マーケターがターゲットマーケットを決めたりすることに役立つ。
  コンシューマーリズム

【consumerism】

消費者の利益を保護するために、企業のマーケティングやプロモーション活動を制御またはコントロールしようとする消費者運動。
  コンティギュイティ・レート

【contiguity rate】

コンティギュイティとは接近・連続の意味。連続番組のスポンサーである広告主に対して放送メディアから提供される特別割引レートの意味に使われる。
  コンティニュイティ

【continuity】

(1)広告関係で、ある一つの広告キャンペーン中、一貫したテーマを取りあげる事。ダイレクト・マーケティングでは、販促手法のひとつで、長期に渡る継続販促方法。閉鎖型(クローズ・エンド)と開放型(オープン・エンド)がある。閉鎖型は、購入者に配送される商品数は明確に限定されている。開放型は、配送回数はあらかじめ決められた数字はなく、購入者が未払いのために取り消されたり、継続プログラムが撤回されるまで送り続けれる。例えば、百科事典などは、通常閉鎖型。料理の本はしばしば開放型である。雑誌などの継続購読ではクラブ会員とは違っていつでも購読を打ち切ることができる開放型コンティニュイティである。コンティニュイティは継続の意味。(2)リレーションシップ・マーケティング・プログラムの報酬要素に必須の構造。コンティニュイティとは、顧客の購入を次の購入へと拡げる継続性を意味する。これを反映するのが、顧客が段階に応じた報酬を得ようとして、ポイントやマイル数を貯めようとする累進報酬システムである。報酬の第2段階以降の達成は、第1段階達成よりも簡単にしておけば、顧客がある企業を継続的に利用する十分な動機付けとなる。
 

コンティニュイテイ・プログラム

【continuity Program】

継続購入促進プログラム。広告関係では、あるひとつの販促キャンペーン中一貫したテーマを取りあげること。ダイレクトマーケティングでは、販売手法のひとつのタイプで、長期にわたる継続販売方法。狙いは、ライフタイムバリューの最大獲得。閉鎖型(クローズ・エンド)と開放型(オープン・エンド)がある。閉鎖式は、購入者にお届けされる商品数量は明確に限定されている。開放式は、お届け回数はあらかじめ決められた数字はなく、継続プログラムが撤回されるまで送り続けられる。例えば百科事典は、通常閉鎖式。料理の本はしばしば開放式。雑誌などの継続購読ではクラブ会員とは違っていつでも購読を打ち切ることができる開放型コンティニュイティである。小売業などで行うスタンプラリー(1回購入でスタンプ1個捺印など)は、比較的短期間に行うコンティニュイティ・プログラムである。
  コントリビューター・リスト

【contributor list】

基金調達をしている組織に寄付をした人々の名前と住所のリスト。
  コントローラー・リプレイスメント・ソフトウェア

【controller replacement software】

従来のPOSシステムのコントローラ・ソフトウェアに代わるパソコン仕様のソフトウェア。このソフトに、フロントエンド・エレクトロニック・マーケティング機能が含まれることが多い。
  コンパイルド・リスト

【compiled list】

コンピュータで編集された名前と住所のリスト。ダイレクトメールのマーケターにレンタルするために作成される。特殊なターゲットマーケットを目標として編集されることが多い。これは必ずしも以前のダイレクトメール購入者からなるわけではない点が他のリストとの違いである。名前は、通常、住所名簿、見本市登録簿、公にされている記録、あるいは共通の特徴をもつ人々の提供されている他のリストから取り込まれる。それらのリストから目的とするターゲットをコンピュータで編集しリストを作成する。米国では、データベース・マーケティング・ビューローという強大なデータベース設備をもち、リストサービスしている会社が数多く存在している。1億人以上のリストをもっているR・Lポーク、インフォベース、アクシオンなど、ダイレクト・マーケターのためにコンパイルド・リストをサービスしている。データ収集やメンテナンスは、商品保証書を利用したり(NDL社)、調査員を抱えてドア・トゥ・ドア(R・L・PORK社)で実施したりしている。
専門分野リストをコンピュータによって組み合わせ編集したリストをリスト・コンパイラー(List Compiler)という。。コンパイル・リストの出どころは自動車登録記録、電話帳、各種の人名簿などがある。
  コンピュータ・パーソナライゼーション

【computer personalization】

インクジェト・プリンタによってカタログや雑誌にユニークな情報を印刷しパーソナル化を行うためのコンピュータシステム。雑誌などに挿入される返信用ハガキに読者の名前や住所を印刷する事にも使われる。ダイレクトメールの個人化を実現するコンピュータ技術。
  コンフィギュア

【configure】

ハードウェア及びソフトウェアのセッティングを変えること。
  コンフィデンス

【confidence】

データマイニングの際の相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における信頼度を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でコンフィデンスが70%の場合、砂糖購入者のうち70%が一緒に卵を購入する傾向があることを示す。*リフト値サポートをご参照ください。
  コンペティター

【competitor】

同じマーケットで同じ製品やサービスを販売している業者。競合相手。同じ消費者のニーズを満足させるため製品やサービスを同じマーケットで提供している販売者。
  コンペティティブ・ストラテジー

【competitive strategy】

競合ブランドとの競争のために企画された広告キャンペーンに使われる販促戦略。例えば、競争優位戦略は、他ブランドについての評価を下げたり、価格の面で他のブランドを切り落としたりすることを試みたり、他のブランドにはない品質や消費者への利益を指摘したりする。
  コンポーネント

【component】

ダイレクトメール・パッケージの構成要素。例えば、返信用封筒、封筒、手紙、パンフレット、あるいは注文用紙など。それぞれの構成要素のユニーク性をだすことがダイレクトメールの成功の秘訣。「40−40−20の法則」、正しい人々にメールすることが成功の40%、販売製品・サービスの品質が成功の40%、パッケージの見ばえやデザインが成功の20%とするルールだが、その最後の20%部分。パッケージとはダイレクトメールする封書形式のクリエイティブ。