カナ 用語 解説
イエ イエス/ノー・オプション

【Yes/No option】

ダイレクトメールで利用されるテクニック。ダイレクトメールの受取人が企業や組織からのオファーに対してノーあるいはイエスを表示できる選択肢。返信用フォームに「Yes」「No」のチェック欄が記載されている。Yes/Noオプションでは、YesとNoが書かれている2つのトークンのうち、1つを選んでスロットに差し込むとか、チェック・ボックスやスタンプ・シールなどを利用して意思表示をさせる仕組みが利用されている。イエスでもノーでも反応させて、消費者の反応テストをより正確に把握するテクニック。
   イエロー・グッズ

【yellow goods】

非消耗品である日用品。例えば、冷蔵庫、オーブンなど、高価なもので普通、何年か経たないと買い替えない物。一般的にイエロー・グッズは利益率が高い。
イコ イー・コンシューマー

【E-consumer】

E-consumer参照。
イシ イシュー

【Issue】

規則的に発行される定期刊行物のシリーズのひとつ。例えば、雑誌、新聞、あるいはニュースレターなど、発行や内容の日付が定義されているもの。1月に発行される雑誌は「January Issue」であり、各年の最後に発行される場合は特別に「End of Year Issue」と呼ばれる事が多い。Issueの版違いとして呼ばれるのが「Special Edition」(スペシャル・エディション)である。West Coast Edition(西海岸版)では西海岸地方の広告が掲載される特徴があり、Issue名、タイトル、価格、内容のすべて、あるいはいくつかは同じであるが、広告内容と配送地域が違う。
  イー・ジーン

【E-zine】

E-zine参照。
イヒ イー・ビジネス

【E-business】

E-business参照。
イへ イベント・スポンサーシップ

【event sponsorship】

スポーツ・トーナメント、ワークショップ、コンサートや日常の各種アクティビティといったイベントの広報スポンサーの引き受け。
イメ イメージ・アドバタイジング

【image advertising】

ブランド、商品、企業などのアウェアネス(認識)とマインド・シェア(知名度)の獲得を目的とした広報活動のこと。商品やサービスを売るのではなく、あくまでも消費者の意識にイメージや認識を与えることを狙いとする。
  イメージ・ベースド・マーケティング・モデル

【Image-based Marketing Model】

今世紀のほとんどの消費財商品のカテゴリーで最も目立ったマーケティング・モデルだが、マーケティングの情報化に伴って、このアプローチは減少傾向にある。イメージ・ベースド・マーケティングの最終目的は、商品やサービス、主義・主張、あるいは選挙立候補者などのある特定のイメージを支援することである。そのため、マスメディアを利用したイメージ重視の広報に重点を置き、他の活動も、望み通りのイメージを強調できるものだけに予算を組み、推進されるのが一般的である。
  イーメール

【E-mail】

最も普及しているオンライン・サービス。サイバーマーケターが、顧客、見込み客、事業協力者らと電子メッセージを交換できる。電子メールは、パソコンから人にメッセージを送る手段の1つ。インターネットで広く利用され、宛名のついたメッセージをわずか数秒でネットワーク上に送信することができる。
  イーメール・コンファメーション

【E-mail confirmation】

顧客のオーダーを受信したときに送られる確認メールのこと。
イン インアクティブ

【inactive】

ホットラインとは逆の意味。購入の可能性のもっとも低いリストをインアクティブ・リスト(不稼働、あるいはスリーピング)という。ある定められた期間内に(通常12ケ月間)まったく購入しなかったり、取引のなかった顧客、あるいはリスト名。フォーマー・バイヤー(Former Buyer)と同義語。
  インアド・クーポン

【in-ad coupon】

広告として位置づけられるクーポン。一般的に「in-ad coupon」は、顧客の来店促進の手段として小売業(ストア)によって利用される。よってその広告のスポンサーである小売業内でしかこのクーポンは償還できない。
  インカミング・メール

【incoming mail】

名宛人によって受領される手紙。ダイレクトメール・マーケターにとって、インカミングメールは注文が記載され代金が迅速に支払われることを保証するもので、効率がよい。メールが必要なプロセスのタイプ別に分類できれば、処理はより速くなる。大量のインカミングメールの業務にはいくつかの有料私書箱ナンバーが使用されている。(1ボックス当たり年300ドル)メディアのタイプによって返信用封筒にそれぞれの私書箱ナンバーが印刷される。例えば三種類の私書箱ナンバーが、注文用、支払用、更新用にそれぞれ使用され作業を円滑にすることができる。米国郵政公社は名宛人に届ける前に私書箱ナンバー別に分類してくれる。
  インクワイアリ・アンド・フォローアップ

【inquiry and follow-up】

フォローアップ・レターと同じような意味でインクワイアリーアンド・フォローアップという言葉がある。インクワイアリーとは、質問、照会、問い合わせ、調査、取り調べ、探求などの意味。ある製品やサービスについての情報の提供し、その情報提供から問い合わせを受け、その問い合わせに対して販売をはかる一連のプロモーションテクニックをインクワイアリー・アンド・フォローアップという。質問喚起フォローアップ・テクニックと解釈すればよい。例えば、自動車販売の場合、フォローアップは、追加情報と担当地域ディーラーの名前を掲載したハガキを迅速に送付することからはじまる。このハガキで、問い合わせが情報についてのみなのか、早急に商品を希望しているのかが質問される。その間に問い合わせに関する書類が担当ディーラーに郵送され、セールスパーソン(営業担当者)は問い合わせ者に個人的な電話をかけることができる。このように迅速なフォローアップは、問い合わせから販売チャンスを生み出すのに非常に重要。
  インクワイアリ・テスト

【inquiry test】

(1)反応者の無作為照合によって、広告、ブランド、あるいは製品をテストするための広告調査テクニック。得られた情報は、一般的に広告メディアの様々な形式を評価するために利用される。(2)ある広告についての照合数でその広告の有効性をテストすること。テストの目的によっては、照合にはクーポンやヒドゥン・オファーが使用される。
  インクワイアリ・ラン

【inquiry run】

ファイルにまったく変更を加えることなく情報を引き出すコンピュータ処理の事。例えば、リストの選択をn番目ごとに引き抜く処理を行う場合の「inquiry run」はまずファイルの中の全体数を把握することから始まる。もし、ファイル内に1万件のレコードがあり、あるテストに千件のレコードが必要な場合、10番目毎(n=10)にレコードを選び出す処理である。
  インストールメント

【installment】

クレジットセールスのテクニックで、いわゆる分割請求を行うこと。通常、3万円以上の購入の場合に最も有効である。一度に全額が請求されるよりも商品の価格が安く感じられるため、買い手にとっては魅力的になる。各回の支払金額は、通常、プロモーションに強調して記載され、合計費用は、控え目に表現する。分割請求の不利な点は、追加レスポンスに不利にならざるをえない点があげられる。
  インストア・クーポン

【in-store coupon】

クーポン(一種の割引券)はメーカー・クーポンとインストア・クーポンがある。インストア・クーポンは、店が独自で発行する物で、その店でしか使用できないクーポンである。割引額は発行した店の負担となる。メーカー・クーポンは、一般的に、商品メーカーが自社商品の販売促進の為、商品内に添付する割引クーポンである。割引額はメーカーが負担する。
 

インターアクション・プライバシー

 

相互プライバシー。相互プライバシーは他人との係わり合いで生じる。人間には、他人の干渉からのがれたいという欲求がある。「一人にしておいてもらう権利」「人格的自主権」が相互プライバシーにあたる。連絡もなしに、夕食時間や夜分に近所の家を訪問したり、電話をするのは相互プライバシーの侵害にあたる。
  インターナル・デベロップメント

【internal development】

組織内でウェブサイトの開設・管理をすること。
  インターニック

【InterNIC】

InterNIC参照。
  インターネット

【Internet】

インターネットは、世界中の数百万台のコンピュータが接続され、数千万人が利用する世界最大のコンピュータ・ネットワークのこと。電話回線、CATV回線、光ファイバー網、衛星回線などの通信機関によって接続された商業、教育、政府、個人のコンピュータで構成される。
  インターネット・リレー・チャット

【Internet relay chat】

リアルタイムでユーザが(キーボードを用いて)「チャット(おしゃべり)」できるシステム。
  インタープリテーション

【interpretation】

広告に対する消費者意識形成プロセスのうちのひとつ。広告業界は、消費者のコミニュケーションの仕組みについて幅広い調査を行っている。その目的は、広告のメッセージが受け取られ、理解され、そして行動となって現れるプロセスを識別する事にある。以下の図は、消費者が、ある広告された商品についての知識を取得するために、広告メッセージがたどるプロセスを表している。リサーチャーはこのプロセスを認識プロセスと呼んでいる。

 
振り分け
プロセス
 
組み立て
プロセス
 
広告
メッセージ→
(刺激)
注意
(Attention)
解釈
(Inter-
pretation)

→意識
(Awarness)
 

必要な情報
に影響を
与える
 

消費者志向
に影響を
与える
 

  インタビューアー・バイアス

【Interviewer Bias】

バイアスは偏見・先入観の事で、インタビューする人のバイアスによってインタビューが行われ、実際とは違った結論が出てしまうインタビュー内容を指した言葉。
  インタラクティブ

【interactive】

ユーザとシステム(コンピュータ、テレビなど)との間、プロバイダあるいはベンダーとユーザとの間、または、あるシステムの2人のユーザ間でフィードバック(反応、返答、注文など)が生じたときが、インタラクティブの開始。
  インタラクティブ・ショッピング

【interactive shopping】

家やオフィスを離れることなく、購入者が電子処理で商品を購入できるチャネルを利用したショッピング。オンラインのインタラクティブ・ショッピング・サービスには、米国のCompuServe、フランスのMinitelなどがある。テレビもまた、確実にインタラクティブ・ショッピングの媒体の1つとなった。ホーム・ショッピング・チャンネルで商品のデモを見て、電話をかけ、その商品を買ったことがある消費者も多い。このインタラクティブ・テレビによって電話すら不要となる。
  インタラクティブ・テレビジョン

【Interactive television】

テレビによる双方向のサービスで、テレビ、電話、コンピュータの組合せを通して、商品購入、株式投資、投票、アンケート、銀行手続き、ゲームなどを行うことを可能にする。商品を購入する場合、商品がテレビスクリーンに現れ、特別なキーパットのキーをたたくか、あるいは販売元に連結しているテレフォンダイヤルにより注文するシステムになる。
  インタラクティブ・マーケティング

【Interactive Marketing】

インタラクティブ・マーケティングとは、一般に、電話やFAX、オンライン・ネットワーク、インタラクティブ・テレビジョンといったテクノロジー媒体を通じて、購入者と販売者が直接、接触するマーケティング・テクニックを一言で示したもの。更に定義を拡大して、調査、ダイレクトメール、電話訪問などに答えるという形で、消費者が企業に直接コンタクトをとるマーケティングのプログラムをも示す。
  インダイレクト・エクスポージャー

【indirect exposure】

ある広告にふれた他人の影響によって製品やサービスを消費者が購入すること。間接的影響力である。購入する本人が広告自体に直接ふれた結果の購入と区別して使用する言葉。
  インテグレーテッド・ボイス/データ・ターミナル

【integrated voice/data terminal】

電話機に、データ処理端末、キーボード・ディスプレイを統合したもの。通話と同時にデータ処理ができる。日本では多機能電話と呼んでいる。
  インテグレーテッド・マーケティイング

【Integrated Marketing】

統合マーケティング。マーケティング・データベース(顧客の属性データ、購買履歴などすべての取引データを保管したシステム)をマーケティングの中心核として位置付け、企業の各組織がそれに結びつけられ、会社全体で顧客本位のマーケティングを行う概念。したがってテレマーケティング、ダイレクトメール、クリエイティブ、セールス、会計などがマーケティング・データベースに結びつけられることになる。マーケティング戦略が設定され、マーケティング・データベースを中核に、顧客データを分析するマーケティング・インテリジェンス・システム、顧客とコミュニケーションするコミュニケーション・システムが連結され、統合化されたマーケティング活動。全社の全組織が統合化されたマーケティングを主張した概念。効果的なデータベース・マーケティングを実行のためには、この方向を目標にしなければならない。。

  インテグレーテッド・マーケティング・コミュニケーション

【IMC】

IMC参照。
  インディビジュアル・マーケティング

【Individual Marketing】

個客マーケティング 。レター、パンフレット、オーディオカセット、ビデオカセット、電話、コンピュータディスク、イベントなどで直接個人一人ひとりにコミュニケーションをはかるマーケティング。顧客一人ひとりの名前、住所、年齢はもちろんのこと、年収、ライフスタイル、購買商品などを知ってその人の欲求を探り、その欲求に合わせてアプローチを行うことが原則。個人一人ひとり、きめ細かく対応するマーケティング手法をインディビジュアル・マーケティングと定義している。同じような特徴を示すグループにアプローチするターゲット・マーケティングと区分して表現する言葉である。ワン・トゥ・ワン(One To One)マーケティング、パーソナル・マーケティングと同義語。
  イントラネット

【intranet】

イントラネットは、通常、企業内部のコミュニケーションを目的に構築されるプライベート・ネットワークで、インターネットのソフトウェア、プロトコルサーバを使用する。比較的安価で、高速度でのデータ交換が可能。
  インハウス・テレマーケティング

【In-house Telemarketing】

外部のテレフォン・エージェンシー(代行会社)を使わずに、自社内にテレマーケティング設備や必要な人員を配置して、企業のマーケティング活動を行うこと。要するに、会社内部にテレマーケティング組織、設備を配置すること。
  インバウンド・テレフォン

【inbound telephone】

'顧客側が企業に電話をかけることのできるカスタマー・テレフォン・サービスで、企業側から顧客に対して電話をかけることはない電話。例えば、テレビやラジオの広告に対するレスポンス(顧客からの反応)として顧客からの電話注文やアンケートを受け取るが、注文の勧誘のために電話をかけることはない。この反意語は、アウトバウンド・テレフォン
  インバウンド・テレマーケティング

【Inbound Telemarketing】

顧客あるいは見込客から電話を受信するタイプのテレマーケティング。カタログ通販の電話受注やマス媒体広告によるレスポンスの獲得などに使われる。電話をかけてくる顧客主導型のため、受注体制の整備などに費用はかかるが、販売または受注に比較的容易に結びつけることができる。また、消費者からの苦情やトラブルの処理、マーケティングデータの収集などを目的とした消費者対応窓口の設置は、フリーダイヤルの普及とともに顧客指向のマーケティングとして脚光を浴びている。
  インパクト・アドバタイジング

【impact advertising】

最もインパクトを与えそうなメディア広告にメッセージをのせる戦略。ある広告メッセージを、どのメディアで行った方が、より効果的であるということが証明される。インパクト・アドバタイジングのキーポイントは、最も多くの消費者がその広告にふれ、その広告を認識し、その商品やサービスを手に入れようと刺激されるよう、広告の位置づけを行うことである。
  インパック・クーポン

【in-pack coupon】

購入された商品の再購入や、自社の他の商品の購入を促進するためのプロモーション・テクニックとして使用される。このクーポンは、製品と一緒にパッケージの中に入っており、クーポン上に明記されている製品が販売されていれば、何処でも利用できる。一般的に、その製品を次回購入する際、値引き価格を提供するというもので、他のクーポンと比較すると償還率は平均で20%と高い。チラシ等に掲載されるクーポンの場合は、平均で約3%である。
  インパック・プレミアム

【in-pack premium】

製品と一緒にパッケージに入っているフリーギフト、あるいはディスカウントクーポンも含めギフトと交換できるクーポン。インパック・プレミアムは消費者に瞬時に満足感を与え、その製品の購入への動機を作り出すインセンティブとなるように作られている。雑誌など付録は、インパック・プレミアムの一種。中身より付録が欲しくて購入する事象を演出する。巧みなインパック・プレミアムのデザインは、継続販売を可能にする。
  インパルシブ

【impulsive】

衝動買いをする人。店に入ると、衝動的に商品を買ってしまうことがよくある。日本のスーパーマーケットでは90%の人が衝動買いであると言われている。
  インパルス・パーチェイス

【impulse purchase】

計画的に何かを購入するよりも、突発的、無意識的に購入する事。POP広告は、顧客の目に付きやすいところに商品を並べたり、きれいなウインドウ・ディスプレイで飾り付けて、衝動買を刺激するのが目的である。
  インフォマーシャル

【informercial】

テレビ番組に見せかけた放送時間の長いテレビCM。
  インフォメーション・コア

【information core】

市場に参入した顧客の個人情報のデータベース。このデータベースは作成されてから、販売部や顧客サービス部への顧客からの電話や、商品登録カードまたは、アンケート調査やプロモーション・オファーへの返答などのあらゆるソースをもとに、果てしなく更新されていく。
 

インフォメーション・プライバシー

 

情報プライバシー。ノースウエスタン大学ポール・ワングが論じた用語。プライバシー侵害は、情報プライバシー侵害と相互プライバシー侵害があるとする論理。情報プライバシーは、許可なく他人の情報を集めたり、他社や業者から情報を得て利用することは、情報プライバシーの侵害になる。
  インフォメディアリー

【infomediary】

infomation(情報)とintermediary(仲介)を合わせた造語。特定業種や特定品目ごとにポータルを構築し、売り手と買い手をマッチングさせ、成立した売買の手数料を得る新しいビジネスモデル。
  インベントリー

【inventory】

在庫の目録、棚卸し表のこと。商品の在庫高を把握することをいう。棚卸は、経理上必要であり、棚卸の方法は現物棚卸と帳簿棚卸がある。前者は、現物が実際に存在することを基準として在庫高を把握する方法であり、後者は、継続的に商品の受払を記帳し、帳簿上で在庫高を把握する方法である。現品棚卸は、決算期に実施されるが、決算期の中間、毎月末に実施されることが望ましい。現品棚卸は、実際には、確実に実施することはかなり難しく、帳簿棚卸は、帳簿上での在庫高の数字しか捉えれられず、現品が存在するかどうか保証の限りではない。可能なら、現品棚卸と帳簿棚卸とを並行して実施することが望ましい。両者の照合によって現品の過不足、品違いの検証とその原因の調査が可能となる。
  インベントリー・フォーキャスティング

【inventory forecasting】

過去の在庫高の結果に基づき、将来的な在庫ニーズを予測すること。
  インボイス

【invoice】

支払金額、購入される商品名、価格、数量、請求日、クレジット・オーダーの場合には支払に関する必要事項を示した請求書あるいは書類の事。ダイレクト・マーケティングでは、インボイスは手紙と返信用封筒を同封するのが原則。
  インライン・イメージ

【inline images】

ウェブ文書に含まれる画像(グラフィック)のこと。