これまでコンサルした主な実績

松下電器産業(現在のパナソニック)

本社にCRM室組織。勉強会で消費者(最終ユーザー)データベース構築方法を提案。常務より以来あり実現に取り組む。商品保証書を一枚増やし、その一枚が本社CRM室に届くような仕組みを設計した(米国でそのモデルを視察)。1000万人の消費者データベースが完成した。残念ながら会社は事業部制度で製品は独立しておりマーケティング思想はなくこのデータベースを誰も使わず2年でCRM室は閉鎖になった。

TOTO 東洋陶器

東京営業本部からウォッレットのユーザーデータベースを構築したいという依頼がありヒヤリングと勉強会開始。松下電器産業と同じように商品保証書を営業本部に戻るような仕組みを導入。30万人のデータベースが構築できた。ウォッレットは寿命15年で次の購入時期まで15年。浴室関連製品の関連製品リコメンドダイレクトメール発送に活用していた。

阪急電鉄

通学定期、通勤定期購入申込者に氏名・住所・年齢・性別情報があり、この情報をデータベース化した。どの地域の性別、年齢の人がどこの駅から乗車しどの駅で下車するかの分析か可能になった。当時84駅があり運輸部に対し「駅勢分析」実施。この情報を活用し、駅のリモデルで飲食店テナント募集が必要になった。和風飲食か洋食飲食かどちらを優先するべきか、その意思決定にこのデータベースを活用した。切符の自動販売機も東西南北、どこに設置すべきかに活用した。

阪急百貨店

新社長就任で新社長から弊社荒川社長著書を読まれた新社長から連絡が入り、全システムを抜本的にやり直したいということで「総合情報委員会」を設立。東京も含め全役員出席の委員会で総合情報システムの提案し了承された。その後7つの分科会で阪急百貨店自身が推進することになっていたが大混乱になり再度登場となった。7つの分科会のすべてをコンサルではなく(人事権がない)分科会リーダーとして受託し週6日間9時から午後5時半まで阪急百貨店に集中しシステムを実現した。壮絶なコンサル経験だった。

西武百貨店

日本NCR主催の日本NCRユーザー会向けトップセミナーがあり相模原NCR教育センターで講演した。西武百貨店情報システム部長が参加しており講演終了後名刺交換し西武百貨店本社を訪問する依頼を受けた。当日訪問すると次期社長となった専務と情報システム部長の二名が待っていた。専務からニューヨークの百貨店が行っていた顧客カードを示されこのカードの方式(現金購入でも提示するカード)を導入したいと言うことだった。その仕組と買上金額による特典体系を提案しそれが「クラブオン」カードとなった。当時の和田社長から店舗全店導入が決定し23店主な店舗指導で訪問した。ほぼ2年間クラブオン仕組みのマーケティングを指導した。NHK午後7時のニュースで放映された。

オークワ

オークワや平和堂など参加する流通部会がありその流通部会でFSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)の講演をした。講演終了後オークワ会長と平和堂社長と名刺交換をした。後日東京事務所へ和歌山から販促部長が来社しFSPを実施したい会長からの依頼だということで2年間導入指導販売促進指導を行った。社長を座長として商品本部と営業本部の行動会議を毎月実施した。バイヤーの研修も行っていた。

高島屋

西武百貨店のクラブオンの成功が新聞や週刊誌に取り上げられ高島屋からコンサル依頼があった。日本橋に日本橋、横浜、京都、難波の営業企画スタッフがほぼ毎週土曜部日本橋に集合し検討会を行った。顧客マーケティングの実施計画を作成。顧客マーケティング実施マニュアル編集を応援した。

天満屋・山陽百貨店・津松菱

三百貨店とも他の百貨店から弊社を聞き出し連絡が入った。顧客データの活用方法だった。西武百貨店有楽町、渋谷、池袋で販売委員を指導していた顧客にサンキューレターを手書きで送る手法を売り主任に指導した。ユニークなプログラムは年間購入金額がある金額以上の顧客をデータベースで選択。クリスマスシーズン条件なしに「ワインプレゼント」プログラムを実施した。これがもっとも高い購入率ダイレクトメールだった。三社とも不思議なほど同じような数値結果だった。

DMC データベース・マーケティング研究会

91年から02年までの12年間DMC(データベース・マーケティング・クラブ)研究会を毎月開催した。12年間参加した会社(1年毎継続更新、新規参加企業)は、日本生命、東京海上火災、千趣会、三菱商事、NTTデータ、野村総研、ハウス食品、凸版印刷、リクルート、DCカード、大広、ニッセイ基礎研究所、日本IBM、コンビ(ベビー用品生産)、西武百貨店、都築電気、博多大丸、日本NCR、TOTO、西川印刷、日本アムウェイ、大東京火災海上保険、東洋情報システム、アダムス(現在Tカード)、ビーコンIT、ダイエーOMC、高島屋、住友金属システム開発、天満屋、日立製作所 など。

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