これはロイヤルティ･カード･プログラムに対するばかげた異論に聞こえるかもしれない。むろんあなたは"ベストカスタマーこそ私が期待に応えなくてはならない人々です。"と主張するだろう。現在の顧客層よりもはるかに潜在性の高い、しかしあなたがその魅力に気づいていない集団のセグメントがあるかもしれない。たとえば、店の商圏に相当数の高齢者や単身世帯が存在しているが、現在のところあなたは注目していないとする。彼らのニーズに合うように店のマーチャンダイジングをやり直せば、ベストカスタマーだけに広告を打つよりも、数段はやく売上を増大できるだろう。