2.常に新鮮さを保つプログラムが必要

カード・ロイヤルティ・プログラムの運用で陥りやすい落とし穴は、最初の成功に目が眩むことである。「当スーパーマーケットで1日の日5倍ポイント、毎週水曜日ダブルポイント」など始めてしまう。最初は確かに反応が大きい。しかし、2回目、3回目と同じプログラムを展開していると効果がなくなってくる。「今度は3倍ポイントにしよう」などどポイント還元率を上げる。泥沼に陥る。アリ地獄か?こんなこと連続していると悪循環に陥る。能無しである。再び他社チラシの特売日に目を通すようになるだろう。

ロイヤルティ・マーケティングは、最終的着地は、ワン・トゥ・ワン・マーケティングである。顧客の購買明細データをよく観察して、個別にプロモーションを実施する。その方法はいくらでもできる。それを追求する必要がある。ポイントカードをはじめてそれでしまいでは効果がない。

 

 
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