2月の生活歳時&キーワード
・節分(立春の前日、2/3ごろ)、恵方巻寿司、建国記念日(2/11)、バレンタインデー(2/14)
受験、立春、春野菜、ひな祭り準備
旬の商品
・野菜:大根、ほうれん草、かぶ、くわい、れんこん、せり、菜花、たらの芽、ふきのとう、みつば、柚子
・果物:いよかん、はっさく、オレンジ、りんご
・魚介類:鍋商材セット、ぶり、さより、牡蠣
・デリカ:太巻寿司、中巻寿司、寿司盛り合わせ
・加工食品:寿司関連(寿司海苔、寿司酢、かんぴょう、でんぶ等)、お吸い物、鍋調味料
・和日配:寿司関連(揚げ、でんぶ、たくあん、かんぴょう、卵焼き、椎茸煮など)、おでん商材セット
・菓子:チョコレート、手作りチョコレート商材、豆
・雑貨:巻き簾、飯台、手作りチョコ器具、ラッピング材料、プレゼント向け商材類
季節歳時と連動して購入される商品
1.節分:(今年の吉の方向と由来を説明したパンフを設置)、豆、落花生、巻き寿司関連商材
(おおば、かいわれ、アナゴ、寿司海苔、寿司酢、かんぴょう、でんぶ、揚げ、卵焼きなど)
お吸い物、みつば、ゆず
*恵方巻きの起源
恵方巻き(えほうまき)とは、節分に食べる太巻きの事。商売繁盛、無病息災、願い事が叶う、
その年必ず幸運が訪れる、厄落とし等の意味を持つ。「恵方寿司」とも呼ばれる。節分の夜に
その年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きを
丸かぶりするのが習わしとされる。食べている間は、無言でなければならない。七福神に因んで、
かんぴょう、きゅうり、しいたけ、伊達巻、うなぎ、でんぶなど七種類の具を入れて、福を食べると
いう意味合いもあるらしい。「福を巻き込む」という説明である。現在の恵方巻きの起源は1977
年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った海苔の販売促進行事で、豊臣秀吉の家臣・
堀尾茂助吉晴が、偶々節分の前日に巻き寿司の様なものを食べて出陣し、戦いに大勝利を
収めたという故事を基にしている。(Wikipediaより引用)
2バレンタインデー:チョコレート、手作りチョコレート用材料(板チョコ、トッピング材料、湯煎器、
型、ラッピング材料、プレゼント向け商材など)、ホームパーティ向けとしてオードブル類、鉄板焼
用野菜、肉、ピザ、ワイン、ビールなど
*バレンタインデーの起源
2月14日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされる。もともと269年にローマ皇帝の
迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス司教の記念日であったことに由来しているといわれているが、
定かではない。女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本で始まったもので、欧米ではみられ
ないといわれるが、英語版wikipediaに「バラ、チョコレート、宝石などの贈り物」という表記があり、
英語圏でもチョコレートを贈るのはごく普通である。ただ日本のようにチョコレート一色という状況
はない。最も「甘く、スウィート」ということで、この菓子が選ばれたとされる。
日本でバレンタインデーとチョコレートの歴史は、神戸モロゾフ洋菓子店が、1936年2月12日に
国内英字雑誌に「バレンタインチョコレート」の広告を出し、1958年に伊勢丹で「チョコレート
セール」というキャンペーンが行われた。現在ではチョコレートの年間消費量の4分の1がこの日に
消費されると言われるほどの国民的行事になっている。最近では女性が職場の上司・同僚・
先輩・同級生など、日ごろから頻繁に顔を合わせる男性にチョコレートを贈る習慣も一般化し
てきており、特別な恋愛感情を伴うことなくチョコレートを贈る場合が多くなった。女性が女性
へ贈る「友チョコ」という習慣も生まれている。(Wikipediaより引用)
その他季節的に需要が高まる商材
3.「合格おめでとう!」特集:(地元の学校の合格発表をチェック!)お刺身セット
和牛しゃぶしゃぶ用、ステーキ用、お寿司盛り合わせ、赤飯、アイスクリーム、果汁飲料、
ビール、オードブル商材、お菓子など
4.鍋特集:寒さがぶり返す日に。和風鍋(寄せ鍋、たらちり、水炊き、豆乳鍋、おでんなど)、
と洋風鍋(ポトフ、ブイヤベース風)、エスニック鍋(キムチ鍋、タイスキ風鍋)などの提案
@キムチ鍋:キムチ、鍋物野菜、魚介類、豆腐、うどん
A豆乳鍋:豆乳、鍋物野菜、豚肉
B洋風ポトフ:玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、カリフラワー、魚介類、牛肉シチュー用、
牛スネ、バター、生クリーム、牛乳、トマト缶詰、各種スパイス、白ワイン
Cみぞれ鍋:てんぷらや和え物の提案と共に。菜の花、ふきのとう、こごみ、わらび、ぜんまい、
ふき、各種和風調味料
SPE(スタート・ピーク・エンド)情報
・セリ
売上のピークは1月だが、2月から3月下旬にかけてもコンスタントに売れる。
・たらの芽、ふきのとう、菜花
季節感を演出するアイテムとして重要。2004年は単価の上昇などもあり、2月上旬に売上が
落ち込んだが、その後復活し、4月上旬頃まで売上をキープ。
・いよかん
2月第2週目辺りから急激に売上が伸び、第1のピークが2月下旬にきている。
・はっさく
1月下旬頃より立ち上がり、2月はほぼ毎週売上が右肩上がりのトレンドで推移し、ピーク
は3月第1週。
・みつば
最も売れるのはやはりお正月だが、節分の週や、ひな祭りの週など「お吸い物」需要期に
売上が前週と比べて増加している。
・巻寿司
2/3の週は前週の6倍強販売金額が伸びる。品切れなど機会ロスを減らしておくことも
重要。また、事前に予約注文を取っておくことも望ましい。
・バレンタイン向けチョコ
立ち上がりは1月下旬から。しかし、売上が一気に伸びるのは2週間前からである。最近は
「義理」に加え、女性同士贈り合う「友チョコ」などもあるので、用途別に訴求することも望ましい。
・インスタントお吸い物
前出の「みつば」同様、「成人の日」「節分」「ひな祭り」などのイベント時、特にお寿司と一緒に
食されていると思われる。この商品もイベントのある週のみ売上が急に上がる傾向がある。
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