セールスマンの父パターソンはCPC(センチュリー・パーソン・クラブ 100パーセントクラブ)という
セールスマン報奨制度を確立しました。1906年から始まったCPC報奨制度は現在も続いてい
ます。
CPCとは年間必達予算(Quta クォーター)を達成したご褒美に海外で開催する大会へご招
待する制度です。到着の夕刻の歓迎パーティから始まり、お小遣いが配られ、毎晩ベットの上
には奥様向けのお土産が置かれています。もちろん新製品や新しい提案アイデアの勉強会もあ
ります。
CPC大会への参加はセールスマンにとってこの上ない名誉です。この名誉を勝ち取るために休
日出勤し、夜遅くまで提案書を作成したり頑張ります。
販売製品の単価が年々減少、逆に人件費は高騰する現在、このようなイベントを継続するの
はコスト高となり、経営を圧迫しかねないため、消滅しかねない状態です。セールスマンが名誉
のために必死に頑張るカルチャーはわずかしか残されておりません。
会社がしないなら自分で自分を褒める、自分が自分にご褒美をあげてはどうでしょうか。目標を
達成したら、あるいは大きな契約を取れたら記念に思い切ったショッピングを行います。
女性ならヴィトンのバック、ブルガリの時計など大好きなものを購入します。男性なら高級ワイン、
あるいはブランデー、あるいは絵を購入します。それらをガラスケースや飾り棚に飾ります。勝利の
トロフィーです。飾られた品々は勝利の記録、勝利のヒストリーです。
勝利の戦歴品を眺めながら、さらに自信を高め、スランプを乗り切り、自分のスピリットを高めます。
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