スペンサー・ジョンソンが著作したの九四ページという薄いロングセラーの本『チーズはどこへきえた?』は
とても面白い本です(扶桑社)。登場は、ねずみのスニッフ(匂いをかぎ何かをかぎつける)、ねずみの
スカリー(素早く行動する)、小人のヘム(閉じこもる)、小人のホー(口ごもり笑う)の2匹のねずみと
二人の小人です。
小人のヘムとホーはつぎのような習性をもったどちらかというと「閉じこもり」派です。
・手馴れたことしかやらない
・時間つぶし
・眠気に耐える
・閉じこもる
・くすんでいる
・神経をすり減らす
・退屈な昨日の続き
・日々老化
ねずみのスニックとスカリーは「情熱」派です。
・ほとばしる情熱
・未知の世界に飛び込む
・燃えつくす
・世界を広げる
・色鮮やか
・命を燃やす
・大きな夢をもつ
・日々成長
小人のヘムとホーのスピリットでは販売に決して成功しません。まったく情熱がないからです。
情熱は伝染し人を動かします。販売に成功するには見込み客の心を揺り動かさなくてはなりません。
そのために燃えるような情熱が絶対に必要です。
「心の火は消すな!消えそうなら意識して燃えあがらせてみる。」
「炎を燃やしつづけることは成功する最高の要素だ。沈滞するな!」
「一ヶ所にじっととどまるな!動け!大きな声をだしてみよ!」
「人と比較するな!」
自ら自分のハートに火をともし駆り立てなくてはなりません。
恐怖や心配は勇気を阻みます。恐怖、心配を払いのけ、「必ず、成功する」の思いをもちつづけ、
情熱を奮い起こします。
エンソーシアム(enthusiasm)という言葉があります。熱狂、熱中、意気込みの意味です。
この英語(enthusiasm )はギリシャ語が語源です。神の魂に満ちたという意味です。何かする場合、
神の魂となり、炎となって情熱を燃やしつづけ、販売に成功しましょう。萎縮していては何も起きません。
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