1997年7月24日、25日 第19回NCDM(シカゴ) NCDM第19回(毎年2回シカゴとオーランドで開催)に参加。1990年、第2回NCDMに参加し、1994年参加以来久しぶりのNCDM参加(DMAよりアドバンスコース)。 この年のレジュメブックタイトルは「Strategies
for Success」。データベース・マーケティングを中心にした大会である。一日一人のキーノートスピーカー(3日間3人)と3日間6回のセッションから主にロイヤルティプログラムやデータマイニングのセッションを受講。 <参加したセッション> ・
小売業のロイヤルティプログラム ホットなサクセスストリー「ホールマーク」 ・ ナンシーシャバーの多次元分析「事実の所有は知識である」 データからインフォメーション、そしてナレッジ、それからアクションのリンク ビジネスビュー;顧客、製品、プロモーション ビジネスビュー;ロケーション、製品、顧客、時間、注文源、産業、ベンダー ・
競争優位のためのデータマイニングテクニック 「なぜデータマイニングか」「クエリー&ドリルダウン」「ニューラルネットワーク」「測定」 ・ カスタマーリレーションシップの構築 「ロイヤルカスタマーの価値」「ロイヤルティ=利益」「弱いリレーションシップ=損失」 ・
データベース・マーケティングとデータマイニングテクノロジー 「ターゲティング」「プロモーション効果」「クロスマーケティング」「ターゲット識別」「カスタマーリテンション」「カスタマープロフィッタビリティ」「カスタマーロイヤルティ」 ・ クーパーズ&ライブランド「データベース・マーケティング導入レベルの3段階」 (第1段階)RFM分析、地理的分析、リストの管理と結合。もっとも単純な形のデータベース・マーケティングであるダイレクトマーケティングの実施。まずはリストの収集と、整理と管理。そこから始める。 (第2段階)顧客収益性測定、パーソナライズマーケティング、ライフタイムバリュー、顧客シェア。ワン・トゥ・ワンのリレーションシップを支援する。顧客評価(顧客の経済価値に目覚めること)、服と一緒に靴を購入するかなどクロスセル販売を企画するなど顧客アプローチを展開する。 (第3段階)マーケティングと広告の包括的な支援、付加価値顧客サービス(電話サービス)、顧客マネジャー、顧客中心のリレーションシップの管理(顧客情報を経営に導引する) ・ アーサー・ヒューズ「データベース・マーケティングで犯しがちな9つの過ち」 1.
計画が充分でない 2. 焦点をサービスではなく価格においた 3. 社内でデータベースを構築した 4. リレーションシップの代わりにモデルを構築した 5.
始動までに時間がかかりすぎた 6. 経済効果の認識を誤った 7. 最後までやり遂げることができなかった 8. 結果を追跡できなかった 9.
リーダーに統率力がなかった ※アーサー・ヒューズは2006年セッションのタイトルも同じタイトルで内容もほぼ同一だった。
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