2000年10月14日〜20日 第83回DMA大会(ニューオーリンズ)
<オープニングセッション> ・DMA会長 H.Robert Wientzen ダイレクトマーケティング市場 1995年;1兆500億ドル 2000年;1兆7300億ドル 2005年;2兆7300億ドル(予測) Eメールマーケティング;女性のネット利用 1999年 3% 2000年51% Netizens(ネチズンス)年配の世代は成長が早いでもグラフィックである。 ネット上で利益を生み出している企業は99年19%から2000年69%になった。 今後のビットビジネスはテクノロジー、パブリックポリシー、カスタマーサービスによって成長する。 その他のキーワード;パーソナラリゼーション、CRM、カスタマー・インタラクティブ・センター、リレーティブ・カスタマイズ、音声認識システム、ワイヤレス・カスタマー・サービス、ワイヤレス・ツール(携帯電話)、バナー広告 ・CNNニュースキャスター ラリー・キング(Larry
King) 今後もテクノロジーなどさまざまに変化を遂げていくが、一つだけ変らないものがある。それは消費者である。今後の課題はプライバシー・ポリシーである。プライバシー・ポリシーに関する教育を消費者に行なわなくてはならない。 ・「通常のビジネスの終焉」クリストファー・ローク(Christopher
Locke) インターネットはEコマースを2005年には4兆ドル市場にする。全コミュニケーションメディアはインターネットに取って代わるか? 今まではインターネットはテレビの代替品と見なされてきたが、まったく異なるものである。人々が直接に話し合いができるものである。メディア専有化がすすみ、50社が世界のメディアを所有し、X年には1つになると言われている。フラグメントはますます小さくなりトップダウン形式のコントロールは通用しなくなる。従来型のデモグラフィックは浮かんでこない。アイデア、見識は企業のの外側。すなわち消費者にある。現場の耳に傾け、市場に聞き出す必要がある。 インターネット普及によりパワフルなグローバル会話が始まる。<分科会セッション・主なセッション> ・
技術インフラを適用してEブランドを満たす方法 ・ 不信時代で顧客を獲得し維持するクリエイティブ戦略 * 消費者は不信を抱き去ってしまっている *
10%だけの会社しか真実を告げていないと言っている * 50%以上の学生がマーケティングコースを専攻している * 「FREE」「Hurry」は誰も信じていない。にもかかわらず、メッセージのキーワードとして盛んに使われている。 *
信頼と共感が重要。信頼を取り戻すクリエイティブが重要 ・ 創造的なモデリングとセグメンテーションを通じて好結果を得る ・ CRM:期待通りに実行する「外部的視点」「内部的視点」 *
外部:顧客理解、購買サイクル、ニーズ、接触機会の定義、顧客体験シナリオ準備、実行結果の測定 * 内部:事業焦点、組織化、測定基準の選定、テクノロジー選定 ・
インターネットを利用して既存客、見込み客との関係を構築して売上を増大する * Eメールリレーションシップを構築する * データベースをパーソナル化する *
Webサイトは生活に名指したもの、サポートするものに集中する ・ 伝統的且つオンラインで取引する顧客のためのライフサイクルマーケティング * 伝統的マーケティング理論:プロファイリング、セグメンテーション、予測モデル、トリガー・プログラムなどオンラインマーケティングでも活用できる ・
Eコマース:現在のEコマース・ビジネスを評価する「顧客体験を改良すること」 * セグメンテーションに基づいた商品デリバリー(RFM、プロモーション反応) *
顧客の興味に基づいた商品デリバリー(購買履歴、クリックストリーム) * 1:1情報の基づいた商品デリバリー * Webコンタクト(eコマース)、サービスコミュニケーション、DBマーケティング、アウトバウンドを一体化する ・
オンラインとオフラインを統合して顧客維持を実現し成果を挙げる * 3つの障害を克服:チャネル衝突、一貫性の欠如、組織対立 * オンラインチャンス:インフォメーションデリバリー(FAQ)、カスタマーマネジメント、Eメールによるロイヤルティコミュニケーション *
利点:トラッキングモチベーション、ビヘイビアモチベーション、イメージ創造、リレーションシップ構築、体験拡張 ・ 顧客クラスターによるセグメンテーション:ニッチマーケットを識別する *
セグメンテーション:同質グループに分けること * クラスター:グループに起きていることを発見する目的の手法 ・ 長期間顧客ロイヤルティを保証するオンラインブランドを確立する *
ROI広告=ブランド+反応+販売+ファイナンス * 新ブランド広告モデル:注目から関心、考慮、確信、購入、ロイヤルティ、さらなる関心、新たな販売、クロスセルと循環させる ・
ホールマーク・ロイヤルティ・マーケティンググループの「エモーション・マーケティング」 * エモーション・マーケティングとは顧客が自分に価値があり、気遣ってもらっていると感じてロイヤルになるよう仕立てる強力なつながりを企業全体で追求すること *
エモーション・マーケティング事例 永遠の愛"ダイヤモンドは永遠" 人生を豊にする経験を創造"お金では変えない"(マスターカード) リスクを管理し不確実を最小限にする"よき隣人のように"(保険) 安全"貴方のタイヤには多くが乗っている" "顧客が選ぶ自動車、サービスをデザインできるよう顧客の人生とニーズを理解しようと私たちの努力は真剣です"(フォード) *
顧客がロイヤルになりたいと感じること 時間とお金の節約、よりカスタマイズされた解決策、心遣い、感謝されていると感じること、少ない変化 ・ データベース・マーケティングケーススタディ *
RFM+部門+性別+住居と店の距離、各変数を4つのカテゴリーに分ける * 4096のセルができる ※ カトリーナハリケーンでこの街は崩壊した。洪水に遭遇した市民は、DMAが開催された会場を避難場にして非難していた。TVに大きく映し出され人事ではなかった。
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