将来の成果のために、いまなにをすべかについて決定を下さなくてはなりません。つぎのようなステップで意思決定を下します。

• ニーズ、機会（チャンス）の具体的な認識
• 代替アクションの作成
• 代替案の評価
• 実行に移すための一つの選択

意思決定は、つぎの3種類に区分する必要があります。

• 「業務的」な意思決定→現在行われている業務に関する意思決定
• 「管理的」な意思決定→最大の業績能力を生み出すための資源の組み合わせに関する意思決定
• 「戦略的」な意思決定→企業と環境との関わり合いに関する意思決定

組織が大きくなると（肥大化）、官僚化し、意志決定が果敢さを失い、生彩を欠きます（変化の激しい現代では大問題）。意思決定が遅すぎて、企業は危険にされされることがあります。つぎのような発言はチャンスを失います。

• わが社の方針にそぐわない
• たぶん、トップは反対するだろう
• 過去に誰かやった事例はあるのか
• 他社はやっているのか
• 何年か前にも考えたことがあるよ
• 時期尚早だよ
• いままでやったことはない
• いってもしょうがない