顧客カード発行
カード種類−ID(個人識別)カードかクレジットカードか?
IDカードの方が有利。全売上額に占める顧客データ比率を高めることができる。全売上の75%の顧客データが欲しい。クレジットカードでは最大でも全売上高の40%程度。個人カードか世帯カードかについては個人カードの方が顧客を分析するのに良い。
カード名称の重要性
カードの名称は重要です。お客様が親しみの持てるカード名称にしましょう。愛着がもてる名称、夢・希望が連想できる名称、企業姿勢が伝わる名称にすること。
カード特典−ハードベネフィットとソフトベネフィット
■カードのハードベネフィット
- ポイント金券交換制度:100円購入で1ポイント提供、1ポイント1円換算で1000ポイント以上から1000ポイント単位で金券(買い物券)発行(1%ポイント制度)。2%ポイント制なら100円購入で2ポイント、5%ポイント制なら100円購入で5ポイント提供。これらはハードベネフィット。
- ポイント景品交換制度:景品ブック掲載の景品とポイントを交換する方式。これもハードベネフィット。
- 直接値引き(会員価格)制度:カード提示で値引き提供(商品別値引率適用のケースも有る)。米国スーパーマーケットFSPはこの方式が多い。
■カード特典(ソフトベネフィット)
- 施設利用権利:ゴールド会員サロン利用、プラチナ会員サロン利用、ベビールーム利用など。
- サービス利用権利:喫茶などサービス利用割引、優先予約、修理サービス割引、配達無料など。
- 特別情報誌:プレセールスDM、特別会場催事案内、クリスマスカタログ、ニューズレターなど。
■パートナーシップ特典
美容院、レンタルビデオ、映画館、ガソリンスタンド、遊園地、レストラン、花屋など近隣商店と提携した割引サービス(提携交渉必要)の提供。魅力ある特典になる。
その他、カード形態(バーコード方式、磁気カード方式)、カードの有効期限など検討が必要です。
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