『出現する未来』
ピーター・センゲ、オット・シャマー、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティ・スー・フラワーズ
(組織、リーダーシップを生涯の研究テーマとしている方々の共著)
講談社
 

学習する組織を創立者たちが2000年から2001年にかけて数回の対話をベースにまとめた内容。
混乱、対立、格差出現のグローバル社会は過去からは学べない、過去から離れ、
未来に出現するだろう深い洞察から現代を見る重要さを語っている。
「なぜ人間は変れないのか」「生き方変える」。そんなことなんかできない。
「新鮮な目で見る」。難しい。自分、人は囚われている。過去からの意識の牢獄にいる。
この牢獄から脱しなければ、超複雑な社会、経済の混迷から脱出することはできない。
「自分次第で変る出現する未来」を感じ取り、新しい自分を発見する魔法の瞬間がある。
「見るつもりのものを見ているだけ」から、型どおりの理解から、深い理解へ。
過去からではなく「未来から学ぶ。」
自由には外(束縛)からの自由、内(習慣、思考)からの自由がある。内からの自由の重要性を指摘している。
科学・技術の発展は、分断化することと測定すること。もっともっと分断し、
測定することで科学的、技術的な発見が可能になる。測定できないものは無視する。
このことから瞑想、思想、精神については無視されてきた。科学・技術が最優先され、
人間の精神的な面は完全に無視されてきた。そのことが現代に危機を迎えている。
人類滅亡に向っている。