真実#48 小さなことでも大きな意味が

熟年市場でも高齢な方をターゲットにしているとしたら、その人たちの日常の社会との接点は若い世代より少ないということを覚えておく必要がある。従って高齢の人々はどんな小さなことでも喜んでくれる傾向にある。
熟年の人たちが聞いて本当に喜ぶ単語は"ありがとう"である。この言葉には認知、感謝、評価・・・など様々な意味が含まれている。ある保険会社が熟年のお客様に誕生日カードを送ったところ、必ず"ここ何年も手紙をもらったことはありませんでした。ありがとう"という返事が来るそうである。
小さなことで大きな力を発揮させるには、いつもと違うことをすることである。誕生日カードを送るだけでなく、バレンタイン・カードを送ってみたらどうだろう(熟年市場は女性が多いことをお忘れなく)。そして来年は今年と違うことをするのである。

50-62才 
62−75才
75才〜
★ ★

*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer