真実#45 “ベビーブーマー”はここが違う 熟年層はすべて同じだと思ったら大間違いである。あなたの会社がベビーブーマーの高齢化に対応しようと考えているなら、今日の熟年層の当てはまる"真実"がその次の世代であるベビーブーマーに当てはまると考えない方がよい。一番早い世代のベビーブーマーはすでに"熟年市場"の仲間入りをしているが、他の熟年層とは明らかに違う特徴を持っている。例えば、ベビーブーマーには大卒者が多い。世界大恐慌を経験していない。コミュニケーション志向であり、最初のコンピュータ世代である。今のところ、他の熟年層より衝動買いしやすく、衝動的に決断する傾向が強い。以下に3つの違いを挙げておく。 1.
まず、ベビーブーマーはその親たちとはまったく違う。(彼らはこれから年をとっていくが、親たちの世代と同じような生活の変化やニーズの変化は見込めない) 2.
かといって、自分たちが若かった頃とも異なる。つまり、ベビーブーマーのこれからの行動を若いときの彼らの行動から予測することはできない。 3. 最後に、若い方のベビーブーマーは同じ歴史の中を生きてきていながら見方がことなるため、年齢の高いベビーブーマーとは違う。
50-62才 |
62−75才 | 75才〜 |
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− | *セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。 セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。 2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。
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TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer
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