真実#44 重要な情報はどこから得るのか

熟年層が信頼できると考えているメディアは世代によって異なる――しかもインターネットのおかげでそれもどんどん変わっている。
高齢世代が選ぶのは新聞である。もちろんテレビも見る(しかもたくさん!)が、何か重要なことが起きたときには新聞ですべての内容を知りたいと思うのである。
ベビーブーマーはテレビで育った世代であるため、必要な情報はテレビから得るのがもっとも安心できる。(1930年代後半から40年代初めに生まれた"沈黙の世代"の子供時代にはすべての家にテレビがあるわけではなかった)
しかし、インターネットの登場で変化が起きている。ベビーブーマーの最年長世代がけん引役となり、インターネットにアクセスする熟年層はどんどん増えている。ベビーブーマーにとってインターネット経由の情報は迅速かつ信頼できるものであるが、もっと高齢の人たちはとりあえずテレビを見、翌日には全ての内容を新聞で読む。

50-62才 
62−75才
75才〜
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*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer