真実#37 「我々には権利がある。」 これは非常に興味深い結果なのだが、熟年層のどのセグメントの人たちも自分達は「権利がある」と感じていた。 ベビーブーマー世代は、"権利意識を持って"育ってきたし、それをいまさら変えられない。彼らはいつもほしいものをほしい時に手に入れてきた。 一方、高齢者たちは、米国の市場によって教えられてきた。メディケアにはじまり、社会保障制度、ほとんどすべてにシニア割引が受けられ、AARP(全米退職者協会)によって常にさらなる割引が要求され続け、高齢者は自分達を世話してもらう立場と考えるようになっている。(今日の高齢者の90%は年齢に関連した割引を利用しているという。) つまり、単なる景品で先制攻撃のマーケティングポジションを獲得することはできないということである。熟年層は、ただこう言うだろう「もちろん、そうしてくれるわよね、そうだと思っていたわ」と。マーケティング担当者にとっての問題は、つまり、無料プレゼントの群れの中からいかにして抜きん出るかにかかっている。
50-62才 |
62−75才 | 75才〜 |
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★ ★ | *セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。 セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。 2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。
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TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer
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