真実＃30　シンプルにまとめて

広告は、多くの事柄を並べるよりも一つか二つのポイントに絞ったほうがはるかにうまくいく。
新聞、雑誌、テレビ、ケーブルそして今やインターネットと私たちは情報過多の状態だ。コミュニケーションのKISS（Keep It Simple Stupid こら、短くしとけ）法則が熟年世代にはぴったり当てはまる。
熟年世代の頭脳は、メッセージを分別したり競合させることが難しい。賢い広告主はこれをよく心得ており、それにあわせて広告を出す。詳細な情報を出し惜しみしろというわけではない。主要ポイントと結論をおさえながら詳細を説明すればよい。しかし、製品などの利点を"壁を埋め尽くす"ほど並べ立てる必要はない。そうすることでかえって信頼を失うことになろう。また、要点のどれもが理解されないままに終わってしまうことになりかねない。

*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前（50-62才）、退職者（62-75才）、高齢者（75才以上）の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。

77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer