真実#3 自立と自分に力を与えることが新しいライフスキル 今日の熟年市場は、そうせざるを得ない場合にしろ、自分で選択したにしろ自立した生活を送っている。熟年市場の若年層にあたるベビーブーマーは、これまでも自分で生活をしてきたし、老年層である退職者世代は、自分たちがやらなければ誰もやってくれないことを知っている。ブーマー世代が何でも自分でやろうとしていることの証拠として、"サルでもわかる○○○"というノウハウ本が最近、増殖していることがあげられる。この本は、誰もがたいていのことは学習することができ、短期間で使いこなせるようになることを約束してくれるのだ(それも、たいした努力もなしに可能になると!)。 自らに責任を持つということは、最前線のブーマー(1946
〜1951年生まれで最も年齢の高い方の3分の1を占める)が企業に対して最初から懐疑的であるところにも現れている。それはまた全熟年世代の間に、主要企業への信頼が失われつつあることの現われでもある。 このことはマーケティング担当者にとって何を意味するのか?何が彼らにとって良いかという見解を押し付けることなどできないということだ。彼らは信じないだろう。その代わり、彼らになぜあなたの製品もしくはサービスがより良いかを理解するためのツールを提供し、彼らに選択の機会を与えることが大切である。
50-62才 |
62−75才 | 75才〜 |
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*セグメントボックスについて 50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。 セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。 2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。
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TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer
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