真実#28 世代間マーケティング

世代間のコミュニケーションレベルが高いにもかかわらず、今日のマーケティング担当者は、世代間のマーケティングを上手に利用することは難しいと感じている。(つまり、娘や息子を説得すればその親に売り込むことが可能であるというようなことである。)
世代間のコミュニケーションでわかったことは、企業のマーケティング・プログラムが好意的に受け止められたとしても、直接の売上に結びつけるのはなかなか難しいということであった。例外はある。一人暮らしから介護ホームへ移る際の決定などはそうだ。介護施設などは、彼らの子供が決定権を握っている。
どんな環境下に置かれても、熟年消費者は購入決定権を持っていたい。あなたのマーケティングの仕事は、熟年層に意思決定させるようにすることと、世代間の枠組みを理解することだ。購入が決定するまでには、二人のお客を、異なるアプローチで説得しなければならないかもしれない。

50-62才 
62−75才
75才〜
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*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer