真実 #2 価格だけではなくバリュー
50才以上の人々にとって何かを購入する際、最も重要なのはバリューであって価格だけではない。熟年消費者層が求めているものは払った代金に見合う価値である。彼らは、これまでの経験からより長持ちする製品やより性能のよい製品もしくは利便性の高い製品に高い代金を支払う場合も多い。 但し、何が最も重要かは世代によって異なる。時間に追われるベビーブーマー世代では宅配の利便性が最も重要なのに対し、75才以上では価格がより重要になってくる。マーケティングを実施する際の秘訣は、あなたの製品のより優れたバリューを前面に打ち出し、実証することが出来るようにすることだ。 アーンスト&ウィニー/タイム社が実施した50才以上対象の調査結果によれば ・46%は"行き届かないカスタマーサービス"が買い物の際の主要な障害であると答えた。 ・高い価格が買う気持ちを抑制すると答えたのはわずか4%。 ・89%が低品質の製品が豊富にあるより、むしろ数は少なくても高品質の製品が望ましいとした。 ・71%が同じ製品でも家に近いならより多く支払うことをいとわないとした。 ・76%が過去12ヶ月間にメールオーダー(インターネットを含む)で買い物をしていた。
50-62才 |
62−75才 | 75才〜 |
★ |
★ ★ | ★ ★ |
*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。 セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。 2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。
77
TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer
|