真実#18 家を離れたくない

素晴らしい退職者向けの土地や、便利な退職者村や住宅の誘いにもかかわらず、熟年層は彼ら自身の家に留まりたいと望んでいる。育った場所だから快適なのである。83%の高齢者の住宅はローンもなく、家にとどまること自体、他に比べるとお金がかからないのである。AARP (アメリカ退職者協会)とローパーの年間調査によると、常に80%以上の退職者が今住んでいる家に留まりたいと回答している。
現在のトレンドである医療サービス付きで様々なアメニティーが整った"退職者コミュニティ"はこれまでの"老人ホーム"のイメージを払拭するものではある。しかし、退職した熟年層はやはり自宅にとどまることを望み、ブーマーは"ゲットーのような"高齢者コミュニティには興味をまったく示していない。
あなたの製品やサービスが、高齢者が自宅で独立して暮らし続けたいという要望を手助けできるようなものである限り、まずまずの成功を収めることができるだろう。高齢者にとって家を住みやすくするために何ができるだろうか?そのためのツールを提供したり販売したりできるだろうし、助言を与えたり、親戚の若者に簡単にやってもらえるリフォームプロジェクトなども一案だろう。

50-62才 
62−75才
75才〜
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*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer