真実#16 “斜め”に売り込め 製品やサービスを"退職者専用"として作り出すのは、熟年市場を獲得するのに適切なやり方ではない。むしろ、ターゲットカスタマーである退職者にアピールする製品やサービスを作り出し、彼らに認めてもらうほうが得策である。"面と向かって"売り込んではいけない。むしろ"斜め"から売り込むことだ。ベビーブーマーにも同様のことが言える。マクドナルドが、ブーマー世代を対象にした"大人のバーガー"の売り込みに失敗した一方で、スナックウェルズやヘルシーチョイスは"健康的な食生活"にフォーカスを絞って製品を売り出し、熟年市場で成功を収めた。 この法則の例外は、特定年齢層にしか使えない商品だ。(メディケア補助保険が好例である。年齢が65才に達し、メディケアそのものの有資格者のみに限られるからだ。)
50-62才 |
62−75才 | 75才〜 |
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*セグメントボックスについて 50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。 セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。 2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。
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TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer
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