真実#13 裕福なのは誰?

最大の真実と伝説の一つは今日の50才以上の世代は裕福で、自由に使える収入が最もあるということだ。確かに、退職前の世代(50〜62才)はこれに合致する。子供たちは巣立ちつつあり、収入はピークにあり、不動産ローンは支払済みで、まだ若く、消費の真っ只中にある。つまり、彼らは衝動買いをしやすいということだ。
高齢者層は、しかしながら資金は確かにあるものの、大恐慌時代を体験した人は、事前に見通しをたてずに消費することはない。余剰資金は有事の際に取っておくべきだと考える。
これは、高齢者が、価格チェックを常におこなっていることや、クーポンを大量に使用すること、値引きのあくなき追求の説明の一部にはなる。(この"真実"は熟年市場が基本的にはバリューに重点を置いているということを変えるものではない。価格が"価値"のひとつとして大きな役割をはたしているというだけのことである。)

50-62才 
62−75才
75才〜
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*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer