真実#10 一対一でお願いします

退職者や高齢者層は一対一でコミュニケーションする、もしくはされることを好む。(このことはどの年齢層にも言えることだが、退職者層に最もあてはまる)。銀行の窓口係が大急ぎでなければ、また顧客サービス係がちょっとでもおしゃべりしてくれて"用件だけでお願いします"的な態度でなければ、また薬剤師が名前を覚えていてくれれば。こういった接客こそが、退職者層が長期に渡って取引を継続してくれることにつながるのである。
ベビーブーマーもまた一対一のサービスを好むが、特に彼らを"VIP"層として位置づけてくれるサービスを好む。しかし、彼らとのビジネスを望むあまりの見え透いた"友情"には猜疑心を抱く。一対一の関係を構築するのはブーマー世代ではそう簡単にはいかない。

50-62才 
62−75才
75才〜
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*セグメントボックスについて
50才以上市場の中のセグメントにどの程度当てはまるかを示すセグメント・ボックスを付けている。
セグメントは退職前(50-62才)、退職者(62-75才)、高齢者(75才以上)の3つ。
2つ星はそのセグメントにとって非常に重要、1つ星は重要、星なしはそのセグメントには当てはまらないことを示している。


77 TRUTHS About Marketing To the 50+ Consumer