カナ |
用語 |
解説 |
ヨサ |
予算管理
【budgetary control】
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営業年度の売上や損益をあらかじめ見積もり計画化し、設定された予算(計画)を達成するように経営を管理(コントロール)していくことを指している。通常、会計は財務会計(外部会計)と管理会計(内部会計)に2分できるが、どちらも予算を立案し、その予算を達成するように経営管理する。小売業の内部予算管理の主なものは、全体損益予算管理、店別損益予算管理、事業別損益予算管理、商品別(部門別)損益予算管理などがある。予算作成は、前年データの分析、景気・消費者物価・消費脂質動向・所得状況などの外部データの収集と分析、競合企業の出店動向などから指標となる売上高伸び率を設定する。その指標を参考にして目標利益を設定、目標利益達成のための経費配分を決定する。これらの指標数値が店別予算、部門別予算を立案する指標になる。 |
ヨシ |
与信限度 |
債権確保のために得意先別に設定する信用販売の限度額。与信限度を設定する主要な方法には、(1)取引先の経営内容をみながら、順次増やす、(2)取引先の販売能力を計測する、(3)取引先の顧客の信用度で判断する、(4)取引先の経営分析を行ない、支払い能力を算定する、(5)担保を設定する、などがある。 |
ヨソ |
予測
【prediction/forecasting】
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予測とは、一般に、あるデータに基づいて、未来における実現すると考えられる特定の変数の値を想定することをいう。予測は、期間の長短によって、長期予測と短期予測、予測値の指定の仕方によって点予測と地域予測、条件の有無によって、単純予測と条件予測などに区分される。 |
ヨヤ |
予約販売 |
ある期間一定の掛け金を積み立てて、その積立金が一定額になった時に商品を引き渡す販売方法。耐久消費財などの高額商品に利用されることが多いが、クレジット販売が主力となった今日では、比較的少なくなってきている。 |
ヨリ |
寄合百貨店 |
協業百貨店とも共同百貨店とも呼ばれ、大規模店舗内に独立した小売店や専門店が出店して総合化をはかり、外見上百貨店と似た形態をとる大型店をいう。ファッション・ビルや専門店ビルの名称でこの形態の出店がめだっているが、いずれも百貨店とは本質的に異なっている。百貨店は、単一の経営主体による統一のもとに総合的な品揃えを基本としているのに対し、ファッション・ビルや専門店ビルの経営主体はあくまでも出店している個々の店であり、さらに顧客層を絞り込むとともに、品揃えもファッション品に限定しているところに特色がある。 |
ヨロ |
よろず屋 |
衣食住全般にわたって、日常必要な商品を備えている小売店。かつては都市部においてもかなり見られたが、現在では人口密度の低い農村部で見られる程度である。 |