カナ 用語 解説
S

Sマーク

【safety mark】

「消費生活用製品安全法」にもとづき、家庭用品の安全確保のため、消費者の生命・身体に危害を及ぼすおそれの多いものを特定製品として指定し、安全基準をパスしたものにつけるマーク。Sマークがない特定製品の販売は許されないことになっている。安全基準の内容は、構造、強度、爆発性、可燃性などであり、その検定は製品安全協会が行なう。Sマークの製品はさらに一定の条件をみたせばSGマークをつけることができる。
SC

SCM

【supply chain management】

サプライチェーン・マネジメント。商品の企画、部材の手配から始まり、製造・販売にいたるまでの商品と情報の流れがサプライチェーンである。サプライチェーンのなかで、企業や組織の壁を超え、ひとつのビジネス・プロセスとして情報や資源を共有し、サプライチェーンの全体最適を達成しようとする管理手法である。
SD

SD法

【semantic differential scale method】

意味差判別法、セマンティック・ディファレンシャル法。早い−遅い、明るい−暗い、重い−軽いなどの対立する形容詞の対を用いて、商品、銘柄などの与える感情的なイメージを、5段階あるいは7段階の尺度を用い、判定する方法。
SG

SGマーク

【safety goods mark】

Sマークと同じく家庭用品の安全基準を達成していることを示すもので、法律は昭和48年に制定された「消費生活用製品安全法」である。このマークはSマークの対象である特定製品以外の製品が対象で検定は製品安全協会が行なう。SGマーク製品の欠陥による事故には、最高2000万円までの対人賠償保険がついている。Sマーク製品も、一定の条件をみたせばSGマークをつけることができる。
SK

SKU

【stock keeping unit】

ストック・キーピング・ユニット。単品で在庫管理する単位。カラー、サイズ別の絶対単品(集合単品)ではなくスタイルやパッケージで在庫管理する場合と色、柄、サイズ、フレイバー、パッケージなど絶対単品で在庫する場合とがある。どちらで管理するかを決定しなければならない。その在庫管理の単位をストック・キーピング・ユニットという。
SS

SSDDS

【Self Service Discount Department Store】

セルフ・サービス・ディスカウント・ストア。セルフ・サービス方式を採用した安売り百貨店のこと。昭和30年代の後半にこの方式がわが国の小売業界に紹介され、大量販売を可能にする流通革命論を大きく前進させた。SSDDSは、業態をさしているのではなく、新しい販売システムを意味しているのであり、このシステムをベースに、スーパー・マーケット、ディスカウント・ストアなどが発展してきた。最近ではハイパー・マーケットという呼び方でこの主の業態がフランスや米国で誕生している。