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マーチャンダイジングガイド 第2項
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マーチャンダイジングとはなにか
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マーチャンダイジングとはお店のシナリオづくりです。どのような品揃えの店にしていくか。その「品揃え計画(方針)」(1)から、商品の「調達計画」(2)(取引先開拓)、「価格政策」(3)、計画にそった「店別品揃え計画」(4)、マーチャンダイジング計画を維持する「商品コントロール」(5)全体をマーチャンダイジングといいます。
では「品揃え計画」(1)とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
たとえば、顧客ターゲット(市場標的)を30〜40歳までのミッシーを中心に、品揃え基本方針はタウンカジュアル。商品構成はタウン50%、シティ20%、ベーシック30%とする。客層別商品構成はミッシー50%、ミセス30%、ヤング20%。商品選定基準は良質、価格は上限5,900円、中心価格3,900円、下限価格1,900円とする。在庫経過羽方針は売上の2倍の在庫を限度とする。以上のような方針決定を品揃え政策、品揃え方針といいます。 「調達計画」(2)とはつぎのような業務項目です。
「調達計画」立案に当たって政策別商品構成の検討、立案も必要。
「価格政策」(3)とは取り扱い商品カテゴリー(たとえば品種やブランドなど販売構成区分)ごとの上限、下限販売価格の政策です。つぎのような政策を決定します。
「店別品揃え計画」(4)とは決定された品揃え方針にしたがって店別に具体的に品揃え計画を立案する業務です。チェーンストア企業はすべて同じ売場面積、同じ商圏であれば1枚の品揃え計画ですむのですが、商圏状況も違えば売場面積も違っていることが多いのです。したがって、店別まで品揃え計画を落とし込まなくてはなりません。つぎのような項目からなる計画書を月別に毎月作成する必要があります。
「商品コントロール」(5)とは適切な在庫維持のための業務です。過剰在庫になると資金のムダになり、品切れ(欠品)を起こすと売上機会ロス(売れるのに売れない:チャンスロス)になります。売場の適切な管理がとても重要です。つぎのような業務を適切に行わなくてはなりません。
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